平成13年(2001年)の発生記録
上位蜃気楼が南湖で平成13年に発生した日付です。
4月17日(火) | 4月27日(金) | 4月28日(土) | ||
5月01日(火) | 5月09日(水) | 5月13日(日) | 5月14日(月) | 5月26日(土) |
6月03日(日) | 6月09日(土) | |||
7月02日(月) |
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■ 平成13(2001)年の発生記録
蜃気楼発生日 | 2月22日(木)/天候:晴 |
観察場所 | なぎさ公園おまつり広場(大津市中央4) |
発生時間 | 13:10頃(発生確認) |
消滅時間 | 不明(15:45、蜃気楼は発生中であるが観察中止) |
発生方向 | 大津市堅田方面、琵琶湖大橋方面、守山市方面、草津市烏丸半島方面、南湖湖心局 琵琶湖大橋後方の対岸 |
発生状況 | (1)
琵琶湖大橋の複雑な変化 ・ 琵琶湖大橋が全体的に細く高くなり、橋梁の東側が異常に太くなる。・・・(13:10頃) ・ 琵琶湖大橋東側が部分的に2本から3本になる。また、橋上を走行する車も伸びたり、 2~3像になる。 ・ 琵琶湖大橋最高部周辺が上方倒立する。(観察史上初) ・ 琵琶湖大橋の東西で同時にZ字(西側は逆Z字)型になる。 (2) 対岸の守山市から草津方面 (3) 堅田~雄琴方面 (4) 南湖湖心局の頭部周辺が異常に伸びる。 (5) 琵琶湖大橋後方の対岸(北小松)が、湖面から浮かびあがる。 |
備 考 | 14:40頃から琵琶湖大橋の東側から対岸の守山上空に、茶褐色の左(西)上がりの 帯(逆転層)が見え出す。その後、東西へとその帯は広がっていった。 |
資料映像 | あり(遅くなりましたが、掲載いたしました。) |
蜃気楼発生日 | 2月23日(金)/天候:曇り |
観察場所 | なぎさ公園おまつり広場(大津市中央4) |
発生時間 | 13:30頃(発生中、ヘイズの為に発生時刻の確認できず。) |
消滅時間 | 不明(14:35、蜃気楼は発生中であるが視程の悪化で観察中止) |
発生方向 | 大津市堅田方面、琵琶湖大橋方面、守山市方面、草津市烏丸半島方面 |
発生状況 | (1) 琵琶湖大橋の複雑な変化 ・ 琵琶湖大橋東側が部分的に1本の太い橋梁になり、2本から3本になり、再び1本の太 い橋梁になったりと周期的に同じ変化をしていた。また、橋上を走行する車も伸びたり、 2~3像になる。 ・ 琵琶湖大橋西の下部に見える造船所がビルのようになったり、凸凹に変化る。
(2) 対岸の守山市から草津方面 (3) 堅田~坂本方面(大津市) |
備 考 | ・
琵琶湖湖上はヘイズが酷く、視界が僅かに回復してきた時(13:30頃)に、琵琶湖大 橋が変形(蜃気楼化)していることに気づいた。以後、視界は悪くなったり、回復した りで非常に観察し辛かった。 ・ 2月というまだ、寒い時期に上位蜃気楼が発生することは珍しいことです。その上、前 日と本日の2日連続発生という記録は過去に例(琵琶湖や富山湾で)がありません。 |
資料映像 | なし(双眼鏡で何とか見える程度なので、ビデオや写真撮影せず。 |
蜃気楼発生日 | 3月22日(木)/天候:晴 |
観察場所 | なぎさ公園おまつり広場(大津市中央4) |
発生時間 | 11:00頃既に発生中 |
消滅時間 | 不明(14:30、蜃気楼は発生中であるが視程の悪化で観察中止) |
発生方向 | 大津市堅田方面、琵琶湖大橋方面、守山市方面、草津市烏丸半島方面 |
発生状況 | (1)
琵琶湖大橋周辺の複雑な変化 ・ 琵琶湖大橋が上位蜃気楼の特徴「Z字型」と下位蜃気楼の特徴「下方倒立像」が同時 に混在する。 ・ 琵琶湖大橋東側が部分的に1本の太い橋梁になる。 ・ 琵琶湖大橋東側がZ字型(橋梁の3像化)になる。また、橋上を走行する車も伸びた り、2~3像になる。 ・ 琵琶湖大橋西の下部に見える造船所が伸びたり、2像化する。 (2) 対岸の守山市から草津方面 (3) 堅田方面(大津市) |
備 考 | ・ 視程は14km弱 ・ 琵琶湖以外で、上位蜃気楼と下位蜃気楼の混在は確認されていない。今後このタイプ の蜃気楼を「琵琶湖型」とよぶことにします。 |
資料映像 | あり(写真撮影:当研究会の房英夫氏) |
蜃気楼発生日 | 3月24日(土)/天候:晴 |
観察場所 | なぎさ公園おまつり広場(大津市中央4) |
発生時間 | 12:00頃既に発生中 |
消滅時間 | 不明(14:30頃、視程の悪化で観察中止) |
発生方向 | 大津市堅田方面、琵琶湖大橋方面、守山市方面 |
発生状況 | (1)
琵琶湖大橋周辺の複雑な変化 ・ 琵琶湖大橋東側が部分的に1本の太い橋梁になる。 ・ 琵琶湖大橋東側がZ字型(橋梁の3像化)になる。また、橋上を走行する車も伸びた り、2~3像になる。 ・ 琵琶湖大橋が細く高く(伸び)なる。 ・ 琵琶湖大橋西の下部に見える造船所がビルのようになる。(伸び)
(2) 対岸の守山市方面 (3) 堅田~坂本方面(大津市) |
備 考 | ・ 視程9km弱。終始、琵琶湖湖上はヘイズが酷く、双眼鏡での観察すら難かった。 ・ 13:30以降、琵琶湖大橋が細く高くなった状態が続く。 ・ 参考:湖岸での気温:15.0~16.5度(観察中、2回計測) |
資料映像 | なし(双眼鏡で何とか見える程度なので、ビデオや写真撮影せず。) |
蜃気楼発生日 | 4月6日(金)/天候:晴 |
観察場所 | なぎさ公園おまつり広場(大津市中央4) |
発生時間 | 12:00頃既に発生中(琵琶湖大橋東側)その後、沈静し13:20頃再度、蜃気楼化 |
消滅時間 | 15:30頃 |
発生方向 | 大津市雄琴・堅田方面、琵琶湖大橋方面、守山市方面、草津市方面 |
発生状況 | (1)
琵琶湖大橋周辺の複雑な変化 ・ 琵琶湖大橋下部の湖面が伸びたため、橋全体が下から押上げられたように潰れる。 ・ 琵琶湖大橋東側が大きく2本(横倒しのV字型)になる。 ・ 琵琶湖大橋が細く高く(伸び)なる。 ・ 琵琶湖大橋西の下部に見える造船所が潰れたり、ビルのようになる。(伸び) ・ 琵琶湖大橋の最高部分周辺の橋梁が複雑に変化(写真参照)する。 ・ 琵琶湖大橋の橋梁がZ型(3像型)になる。 (2) 対岸の守山市方面、草津市方面 (3) 堅田~雄琴方面(大津市) |
備 考 | ・ 視程15km弱。終始、琵琶湖湖上はヘイズの影響でクリアーとは言い難いが、肉眼で かすかに琵琶湖大橋、対岸の守山市・堅田(大津市)も確認できた。 ・ 12:00頃、琵琶湖大橋東側が伸びだしたが、12:20頃に消滅。しかし、北よりの弱い風 ・ 逆転層を示す茶褐色の帯の存在など「蜃気楼発生」の条件が持続して いたので引き 続き観測した。その後、琵琶湖大橋は縮んだ(湖面が伸びたため)ままで変化なし。 ・ 13:20頃に、橋が伸びだしたり、対岸が伸びだす変化が起こり、以後15:30頃まで多 彩な蜃気楼像が観察できた。 ・ 参考:湖岸での気温:15.7~17.0度(観察中、2回計測) |
資料映像 | あり |
蜃気楼発生日 | 4月7日(土)/天候:晴 |
観察場所 | なぎさ公園おまつり広場(大津市中央4) |
発生時間 | 11:00頃既に発生 |
消滅時間 | 18:00頃まで |
発生方向 | 大津市雄琴・堅田方面、琵琶湖大橋方面、守山市方面、草津市方面 |
発生状況 | (1)
琵琶湖大橋周辺の複雑な変化 ・ 琵琶湖大橋下部の湖面が伸びたため、橋全体が下から押上げられたように潰れる。 ・ 琵琶湖大橋の橋梁がZ型(3像型)になる。 ・ 琵琶湖大橋東側が大きく2本(横倒しのV字型)になる。 ・ 琵琶湖大橋が細く高く(伸び)なる。 ・ 琵琶湖大橋西の下部に見える造船所が潰れたり、ビルのようになる。(伸び) (2) 対岸の守山市方面、草津市方面 (3) 堅田~雄琴方面(大津市) |
備 考 | ・ 視程9km未満。 ・ 11:00頃既に発生し、15:30頃には琵琶湖大橋や対岸が縮んでしまった。その後、変 化があまり見られなかった。琵琶湖博物館のある烏丸半島周辺が、通常より低い位置で 板塀状になっていた。 ・ 17:15頃、縮んでいた琵琶湖大橋が伸びだし、湖岸の守山・草津(山田)方面が板塀状 化する。対岸の雄琴(大津市)方面の対岸は伸び、堅田(大津市)周辺は、湖面が伸び 湖岸が縮んむ。 ・ 11:00頃から13:40頃まで、逆転層の存在をしめす茶褐色の帯が、西から東にかけて 東下がりに出現していた。 ・ 17:15頃に対岸の守山方面に正方形の灰色の塊(気体)が出現し、暫く停滞して いた が、その灰色の塊は上部が拡散されながらゆっくりと西へ移動した。17:40頃には西に 広がったクサビ状になる。以後、堅田(大津市)から守山にかけて、「クサビ」状の灰色 の塊が停滞し、拡散しはじめた。それに伴って、琵琶湖大橋が縮みだす。 ・ 風向(Nより)は変わらないが、風が強くなってきた14:30頃より、対岸や琵琶湖大 橋は縮みだした。風が無風近くになった17:00前より再び、対岸や琵琶湖大橋が伸びだ し、蜃気楼化が始まった。 ・ 参考:湖岸での気温:17.1~19.1度(観察中、3回計測) |
資料映像 | なし(ヘイズの為、写真やビデオの撮影をせず) |
蜃気楼発生日 | 4月10日(火)/天候:晴 |
観察場所 | なぎさ公園おまつり広場(大津市中央4) |
発生時間 | 10:45頃既に発生 |
消滅時間 | 不明(14:30頃も発生中) |
発生方向 |
大津市際川・唐崎・雄琴・堅田方面、琵琶湖大橋方面、守山市方面、草津市山田・矢橋 帰帆島方面、唐崎沖の南湖湖心局定点観測地より3.5km前方までが蜃気楼化) |
発生状況 | (1)
琵琶湖大橋の変化 ・ 琵琶湖大橋の橋梁がZ型(3像型)になる。・・・(10:45~11:00頃まで) ・ 琵琶湖大橋下部の湖面が伸びたため、橋全体が下から押上げられたように潰れ、 12:00頃より「水平な線」状になり、東西の対岸や湖面の板塀状化と同化したため、 橋の見分けができない状態になる。 |
(2)
対岸の守山市方面、草津市方面 ・ 守山方面~烏丸半島の琵琶湖博物館周辺~草津市の矢橋帰帆島付近まで、水 平に高さがそろう。(道路を走行する車、湖上の船が伸びたり、2~3像など多彩な 変化をした) ・ 琵琶湖博物館周辺が2~3像になる。博物館自体も伸びる。 ・ 烏丸半島の港の杭(ピット)が鉄格子状に伸びる。 ・ 草津市山田方面の湖面にクサビ状の物体が出現(板塀状化の一種) |
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(3)
堅田~際川方面(大津市) ・ 堅田~際川方面の湖面の板塀状化、湖岸の板塀状化。 ・ 唐崎から際川方面の湖面に、クサビ状の物体が出現(板塀状化の一種) |
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(4) 湖上の変化など ・ 南湖湖心局(唐崎沖の大気自動観測所)が「伸び、2から3像化、表現し難い変化」な ど複雑に変化する。 ・ 湖上の外輪船「ミシガン」の伸び、上方倒立化。また、湖上のボートなどにも伸び、2 ~3像化が起こった。 |
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備 考 | ・ 視程5km程度。 ・ 10:45頃既に発生し、琵琶湖大橋はZ型(3像)に変化していた。その後、11:15頃に は琵琶湖大橋は湖面が大きく伸びて、「板塀状化」したため、周辺の堅田(大津市)や 木浜(守山市)の板塀状と同化して、「橋」が消えてしまったようになった。 ・ 今回は、定点観測地から3.5km前方近距離の対岸や湖上の物体が蜃気楼化した。 通常、10km前方に蜃気楼が出現する。湖上の南湖湖心局は従来、伸びや変形だけで あったが、今回は2~3像までになった。 ・ 風向は無風に近い、NEよりの風(観測中) ・ 参考:湖岸での気温:18.6~21.1度(観測中、2回計測) |
資料映像 | あり |
蜃気楼発生日 | 4月11日(水)/天候:晴 |
観察場所 | なぎさ公園おまつり広場(大津市中央4) |
発生時間 | 12:00頃既に発生 |
消滅時間 | 13:30頃 |
発生方向 | 大津市雄琴・堅田方面、琵琶湖大橋方面、守山市方面、草津市烏丸半島方面 |
発生状況 | (1)
琵琶湖大橋の変化 ・ 琵琶湖大橋下部の湖面が板塀状に伸び、橋全体が高く伸びる。 (2) 対岸の守山市方面、草津市方面 (3) 堅田~坂本方面(大津市) (4) 湖上の変化など |
備 考 | ・ 視程9km程度。琵琶湖大橋は双眼鏡でも観察し難い。 ・ 風向はWよりの風(観測中) ・ 参考:湖岸での気温:25.9~26.8度 |
資料映像 | なし(撮影に不適な状態の為) |
蜃気楼発生日 | 4月16日(月)/天候:晴 |
観察場所 | なぎさ公園おまつり広場(大津市中央4) |
発生時間 | 12:15頃発生(12:00には発生徴候が見られた) |
消滅時間 | 13:50頃 |
発生方向 | 大津市堅田方面、琵琶湖大橋方面 |
発生状況 | (1)
琵琶湖大橋の変化 ・ 琵琶湖大橋東側の橋梁が太くなり、その前後で橋上を走行する車が伸びたり2から 3像となる。 ・ 琵琶湖大橋が細く高くなり、最高部を中心に東西の橋梁が太くなる。
(2) 対岸の大津市堅田方面 |
備 考 | ・ 視程4km程度。琵琶湖大橋は双眼鏡でも霞んで観察し難い。 ・ 風向はSWよりの風(観測中) ・ 参考:湖岸での気温:23.2度(12:50~13:00) |
資料映像 | なし(撮影に不適な状態の為) |
蜃気楼発生日 | 4月17日(火)/天候:晴 |
観察場所 | なぎさ公園おまつり広場(大津市中央4) |
発生時間 | 11:00頃既に発生 |
消滅時間 | 16:10頃まで |
発生方向 | 大津市坂本・雄琴・堅田方面、琵琶湖大橋方面、守山市方面、草津市山田、南湖湖心局 |
発生状況 | (1)
琵琶湖大橋の変化 ・ 琵琶湖大橋の橋梁がZ型(3像型)になる。・・・(10:45~11:00頃) ・ 琵琶湖大橋が過去にないジグザク状に変化した。(観測史上初の変化) ・ 琵琶湖大橋下部の湖面が伸びたため、橋全体が下から押上げられたように 潰れ、「水平な線」状になり、東西の対岸や湖面の板塀状化と同化した。 ・ 琵琶湖大橋の橋脚の土台が見え出して、2像以上になる。 ・ 琵琶湖大橋の東側の橋梁が雲または煙のようになる。 ・ その他、表現できない変化が見られた。 (2)
対岸の守山市方面、草津市方面 (3) 堅田~坂本方面(大津市) (4) 湖上の変化など |
備 考 | ・ 視程15km程度。 ・ 11:00頃既に発生し、琵琶湖大橋の東側が太くなっていた。その後、橋梁はZ型(3像) や大きくジグザグ状に変化するなど多彩な変化をしていた。そして、その変化は観測 史上初の蜃気楼像であった。 ・ 風向は無風に近い、Nよりの風(観測中) ・ 参考:湖岸での気温:18.4~19.1度(観測中、2回計測) |
資料映像 | あり |
蜃気楼発生日 | 4月27日(金)/天候:晴 |
観察場所 | なぎさ公園おまつり広場(大津市中央4) |
発生時間 | 13:00頃発生(それ以前は下位蜃気楼) |
消滅時間 | 16:30頃 |
発生方向 | 琵琶湖大橋方面 |
発生状況 | (1)
琵琶湖大橋の変化 ・ 琵琶湖大橋東側が下方倒立(下位蜃気楼)していたが、13:00頃橋の最高部分の左右 が太くなるの橋梁が太くなる。(5分ほど上位蜃気楼と下位蜃気楼が混在していた)以 後、下位蜃気楼は消滅。 ・ 琵琶湖大橋が細くなったり、太くなったりを繰り返す。 ・ 琵琶湖大橋の東側橋梁の一部が異常に太くなる。その橋梁の前後で、走行する車が伸 びたり、2像になる。 (2)
琵琶湖大橋後方の景色の変化 |
備 考 | ・ 視程15km程度。 ・ 参考:湖岸での気温:18.7度(13:15~13:25) |
資料映像 | 準備中(撮影結果が思わしくない場合は、掲載いたしません) |
蜃気楼発生日 | 4月28日(土)/天候:晴 |
観察場所 | なぎさ公園おまつり広場(大津市中央4) |
発生時間 | 12:15すでに発生 |
消滅時間 | 15:10頃 |
発生方向 | 琵琶湖大橋方面 |
発生状況 | 琵琶湖大橋の変化 ・ 琵琶湖大橋東側の橋梁が太くなり、その前後で橋上を走行する車が伸びたり2か ら3像となる。 ・ 琵琶湖大橋が細く高くなり、最高部を中心に東西の橋梁が太くなる。 ・ 琵琶湖大橋東側の橋梁が「Z字型(3像型)」の蜃気楼となる。 |
備 考 | ・ 視程10km程度。肉眼では、琵琶湖大橋は霞んで見難いが、双眼鏡ではよく観察できた。 ・ 参考:湖岸での気温:18.8度(12:45~12:55) |
資料映像 | 準備中(撮影したものの、今一つクリアーな視界でなかったので、結果が思わしくない場合は掲載いたしません) |
蜃気楼発生日 | 5月1日(火)/天候:晴のち曇 |
観察場所 | なぎさ公園おまつり広場(大津市中央4) |
発生時間 | 12:15すでに発生 |
消滅時間 | 不明 |
発生方向 | 琵琶湖大橋のみ |
発生状況 | 琵琶湖大橋の変化 ・ 琵琶湖大橋東側の橋梁が太くなり、「Z字型(3像型)」の蜃気楼となる。 ・ 琵琶湖大橋が細く高くなる。 |
備 考 | ・ 視程4km程度。肉眼では、琵琶湖大橋は霞んで見えない。双眼鏡でも微かに、琵琶 湖大橋の形が分る程度。 ・ 参考:湖岸での気温:19.3度(13:05~13:15) |
資料映像 | なし(撮影してフィルムやビデオに写らないレベル) |
蜃気楼発生日 | 5月9日(水)/天候:晴 |
観察場所 | なぎさ公園おまつり広場(大津市中央4) |
発生時間 | 11:30すでに発生 |
消滅時間 | 12:00頃より沈静化するが完全消滅時刻は不明 |
発生方向 | 琵琶湖大橋、対岸の守山市方面、草津市烏丸半島周辺 |
発生状況 | (1)
琵琶湖大橋の変化 ・ 琵琶湖大橋が全体的に伸びる。(通常、水平線下に隠れた橋梁部分が今までにないく らい高く見える。一部の橋梁は太くなっていた。) ・ 琵琶湖大橋の水平線下に隠れて見えない橋脚の土台が見えだし、正立像と倒立像が 合体して太くなって見える。 (2)
対岸の守山市から草津市烏丸半島の変化 |
備 考 | ・ 視程9km程度。 ・ 参考:湖岸での気温:約26度(12:05~12:15) |
資料映像 | なし |
蜃気楼発生日 | 5月13日(日)/天候:晴 |
観察場所 | なぎさ公園おまつり広場(大津市中央4) |
発生時間 | 13:00ごろ(それ以前は、下位蜃気楼) |
消滅時間 | 不明(16:30頃も未だ出現中) |
発生方向 | 琵琶湖大橋、琵琶湖大橋以北の対岸 |
発生状況 | (1)
琵琶湖大橋の変化 ・ 琵琶湖大橋は下位蜃気楼(守山、草津、堅田、坂本方面も下位蜃気楼)化していた が13:00頃、ほぼ通常の様子になる。若干、橋梁の特定部分が太く見えた程度であった。 ・ 13:00以降、琵琶湖大橋の橋梁が太くなったり、細くなったりを繰り返していたが、 Z型(3像型)になることはなかった。 (2) 琵琶湖大橋より北の対岸(20km~40kmの遠方)の変化 |
備 考 | ・ 視程15km程度。 ・ 参考:湖岸での気温:約25℃前後(13:05~16:30) ・ 琵琶湖の北、湖西地方の滋賀郡北小松から琵琶湖北湖にも蜃気楼が出現。(琵琶湖 地域環境教育研究会会員で高校教員(物理)の松井一幸先生が蜃気楼を撮影されまし た。 当HPで写真を紹介しております。) |
資料映像 | あり |
蜃気楼発生日 | 5月14日(月)/天候:晴 |
観察場所 | なぎさ公園おまつり広場(大津市中央4) |
発生時間 | 11:30頃、すでに発生 |
消滅時間 | 不明(14:35頃も未だ出現中) |
発生方向 | 琵琶湖大橋、大津市堅田・雄琴方面、守山方面、草津市烏丸半島周辺など |
発生状況 | (1)
琵琶湖大橋の変化 ・ 琵琶湖大橋は13:15頃より、橋梁が顕著に変化しだす。(東側の橋梁の一部が異常 に太くなる、細くなる) ・ 13:45から東:側の橋梁がZ型(3像型)になる。14:20頃より、大きくZ型に橋梁が 変化する。また、14:00頃には、琵琶湖大橋が水平になる。 ・ 琵琶湖大橋方面の湖上(唐崎沖)に位置する「南湖湖心局(大気自動観測所)が変 形する。 (2)
対岸の守山・草津方面の変化 (3) 大津市堅田・雄琴方面の変化 |
備 考 | ・ 視程15km程度であるが、ヘイズの影響が結構大きい。 ・ 参考:湖岸での気温約25℃前後(13:40~13:50) |
資料映像 | あり |
蜃気楼発生日 | 5月26日(土)/天候:晴のち曇 |
観察場所 | なぎさ公園おまつり広場(大津市中央4) |
発生時間 | 13:00すでに発生 |
消滅時間 | 14:00頃 |
発生方向 | 琵琶湖大橋、対岸の守山市方面、草津市烏丸半島周辺、大津市堅田・雄琴方面 |
発生状況 | (1) 琵琶湖大橋の変化 ・ 琵琶湖大橋がZ字型(3像型)になる。(13:20まで) ・ 琵琶湖大橋の橋梁が全体に細くなり、高く伸びる。また、部分的に太くなる。 |
(2)
対岸の守山市から草津市烏丸半島の変化 ・ 琵琶湖大橋東詰から草津市烏丸半島の湖岸が伸びて、板塀状になる。 (対岸風景が伸びや反転をともない高さが水平一直線になる) ・ 烏丸半島の港にある杭(ピット)が伸びる。 |
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(3) 大津市堅田・雄琴方面 ・ 琵琶湖大橋西詰周辺が板塀状になる。 (対岸風景が伸びや反転をともない高さが水平一直線になる) ・ 対岸の雄琴方面の湖岸の一部分が伸びだす。 |
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備 考 | ・ 視程9km程度。(写真に鮮明に写らないレベル) ・ 参考:湖岸での気温約31℃(13:20~13:30) |
資料映像 | なし |
蜃気楼発生日 | 6月03日(日)/天候:晴 |
観察場所 | なぎさ公園おまつり広場(大津市中央4) |
発生時間 | 15:30頃 |
消滅時間 | 16:30頃 |
発生方向 | 琵琶湖大橋のみ |
発生状況 | 琵琶湖大橋の変化 ・ 琵琶湖大橋の最高部分付近の橋梁が眉毛のようになる。(太く伸びる) ・ 琵琶湖大橋の最高部の東側近くの橋梁が部分的に太くなる。 |
備 考 | 観測者:房英夫氏(当研究会会員) |
資料映像 | なし(ヘイズの影響で不鮮明な写真でした。掲載できませんでした) |
蜃気楼発生日 | 6月09日(土)/天候:晴 |
観察場所 | なぎさ公園おまつり広場(大津市中央4) |
発生時間 | 13:20頃 |
消滅時間 | 不明(15:30において、まだ発生していた) |
発生方向 | 琵琶湖大橋、草津市烏丸半島方面(琵琶湖博物館周辺) |
発生状況 | (1)
琵琶湖大橋の変化 ・ 琵琶湖大橋が全体的に細く高く(伸びる)なり、東(守山)側の橋梁が部分的に異常 に太くなる。(その部分を走行する車は伸びる) ・ 琵琶湖大橋の最高部の両側や東側の橋梁が部分的に太くなる。 (2) 草津市烏丸半島方面 |
備 考 | ・ 14:00頃から逆転層を示す境界層部分が、茶褐色の帯になって見え出す。帯の状態 は、観測していた15:30までは持続していた。また、水平でなく、西上がりの勾配を もった帯状のまま、時間の経過とともに下がってきた。その時期に琵琶湖大橋の橋梁 が細くなった状態から部分的に太くなる現象が再発生した。 ・ 湖岸での気温:約26~27℃(13:45から13:55) |
資料映像 | なし(写りが悪いので掲載できませんでした。) |
蜃気楼発生日 | 7月02日(月)/天候:晴 |
観察場所 | なぎさ公園おまつり広場(大津市中央4) |
発生時間 | 13:40頃 |
消滅時間 | 16:30頃 |
発生方向 | 琵琶湖大橋、琵琶湖博物館周辺 |
発生状況 | (1)
琵琶湖大橋の変化 ・ 琵琶湖大橋の最高部分付近の橋梁が眉毛のようになる。(太く伸びる) ・ 琵琶湖大橋の最高部の東側近くの橋梁が部分的に太くなる。 (2) 烏丸半島方面(草津市) |
備 考 | 観測者:房英夫氏(当研究会会員) ・ 13:00頃より琵琶湖大橋方面に蜃気楼発生の兆候が見られた。(湖上の作業船の排 煙が水平(正確には西上がりの勾配)に拡がっていた。つまり、上位蜃気楼を発生さ せる気温の逆転層が生成していたと思われる。 |
資料映像 | 準備中 |
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