平成13年(2001年)4月10日に発生した上位蜃気楼
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南湖湖心局の変化 |
南湖湖心局は、琵琶湖南湖の唐崎沖にある大気自動観測所(滋賀県立衛生環境センター所有)です。この南湖湖心局は、なぎさ公園おまつり広場から約4km沖にあり、湖面からの高さは約10mあります。 |
従来、南湖湖心局は、定点観測地点から約4kmと近いために、蜃気楼化しても複雑な伸び程度でした。この日は、琵琶湖南湖において過去に例のない蜃気楼化が起こりました。時間経過にともなう写真を見ての通り、複雑な変形に加えて、3像化現象まで起こりました。 |
(3像化の場合、水槽実験などのように綺麗に1像目、2像目、3象目と見えることは稀です。通常は、写真のように1像目と2像目が合体しその上に3像目が現れたり、2像目の上に圧縮された3像目が接した状態で現れたりします。) |
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湖上の遊覧船「ミシガン」の変化 |
琵琶湖で蜃気楼を観察してきて、ミシガンの伸び程度の蜃気楼は何度も観察してきました。しかし、今回のようにある程度鮮明な状態で2像や3像の蜃気楼化を観察したことは初めてでした。双眼鏡や撮影したビデオでの観察では、ミシガン後部の外輪が2像になって水しぶきを上げる様子がよく分りました。 |
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琵琶湖博物館の蜃気楼 |
写真を見ての通り、琵琶湖博物館下部の陸地が上方倒立しています。また、港の杭状のもの(ピット)が上部に出現しています。通常はこの杭状のものは水平線下に隠れて見えません。 |
撮影時間 12:00頃 |
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対岸の坂本方面の湖上に現れたクサビ状の蜃気楼 |
写真の中央に左に広がる「クサビ」型の壁が現れました。 |
撮影時間 13:25頃 |
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対岸の唐崎方面の湖岸の蜃気楼1 |
観察地から約4km先という近距離に出現した蜃気楼です。このような近距離が蜃気楼化することは珍しいことです。湖岸が板塀状(伸び)と2像型の複合した蜃気楼です。 |
撮影時間 13:23頃 |
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対岸の唐崎方面の湖岸の蜃気楼2 |
対岸が板塀状化し、一部が柱状に伸びたところが見られます。 |
撮影時間 13:04 |
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