平成13年(2001年)4月17日に発生した上位蜃気楼

 

ジグザグになる琵琶湖大橋||Z型になる琵琶湖大橋||蜃気楼化した琵琶湖大橋東詰方面

大観覧車周辺の蜃気楼||板塀状化した烏丸半島周辺

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■ ジグザグになる琵琶湖大橋
jiguzagu-bridge_01041713h45m.jpg (53792 バイト)

 この蜃気楼は、実景を見なくても実在する橋と思う人はいないでしょう。写真右に少し写っている部分も大きくZ型に折れ曲がって見えました。つまり、琵琶湖大橋の低い部分で3像、橋の最高部分の左右で3像となったのです。この現象に似たものは平成6年5月23日に観察しましたが、今回のように3箇所で大きく折れ曲がって見えたことは、初めてです。極めて珍しい蜃気楼像といえます。

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■ Z型(3像)になる琵琶湖大橋
 
z-bridge_01041713h44m.jpg (54640 バイト)

 この写真は、前出の「ジグザグ」部分の一部を撮影したものです。写真の右端に、もう一つの「ジグザグ」化した橋梁の一部が少し写っています。

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■ 蜃気楼化した琵琶湖大橋東詰方面
itabei-shinhama_01041713h40m.jpg (62836 バイト)

 実景と比較すると、薄茶色の帯が水平にかかって見えています。その間で、対岸風景の物体が伸びていたり、縮んでいたり、2像化している部分があります。

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■ 蜃気楼化した大観覧車周辺
egos-sinkirou010417.jpg (57624 バイト)

 対岸の大津市堅田にある遊園地の「大観覧車」周辺を撮影したものです。実景と比べると、蜃気楼化により、対岸風景が板塀状化したり凸凹化したりしています。また、観覧車は下からの伸び押上げられたかのように、下部が潰れて見えています。(写真中央)

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■ 板塀状化した水資源開発公団周辺(草津市烏丸半島)
mizusigen-sinkirou_01041713h33m.jpg (60584 バイト)

 草津市の烏丸半島にある水資源開発公団湖南管理所を撮影したものです。対岸の守山市から草津市の広範囲に板塀状化しました。板塀状化すると、元の風景や物体を想像することができません。

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