平成11年(1999年)の発生記録

上位蜃気楼が南湖で平成11年に発生した日付です
 

《日付をクリック!》

3月17日

3月25日

        

4月11日

4月12日

4月17日

4月22日

       

5月2日

5月6日

5月9日

5月19日

5月23日

6月1日

6月4日

6月6日

6月15日

6月28日

 

ホーム 琵琶湖の蜃気楼最新情報| |琵琶湖の過去の発生記録


 ■ 平成11(1999)年の発生記録

 

第1回目
蜃気楼発生日 3月17日(水)/天候:薄曇
観察場所 なぎさ公園おまつり広場(大津市中央4)
発生時間 12:30頃
消滅時間 不明(3時間以上発生)
発生方向 大津市堅田方面、琵琶湖大橋方面、守山市方面、草津市烏丸半島方面
発生状況 (1) 琵琶湖大橋の複雑な変化
 ・ 琵琶湖大橋東側がZ型になる(3像型の蜃気楼)
 ・ 琵琶湖大橋が全体的に細く高くなり、最高部 付近が異常に太くなる。
 ・ 琵琶湖大橋の橋脚土台が全て見え出し、2像~3像になる。

(2) 対岸の守山市から烏丸半島にかけて、板塀状化

(3) 対岸の守山カントリーが伸びて山小屋みたいになる。

(4) 対岸堅田の観覧車の下方がつぶれる。

(5) 対岸堅田の平和堂周辺が伸びる。また、褐色の水平な帯びが堅田周辺にかかる。
※ 帯びの高さは、地面から観覧車の軸付近

資料映像 なし(視界がよくないため、撮影せず。)

▲TOP▼

 

 

 

 

第2回目
蜃気楼発生日 3月25日(木)/天候:曇/視界:良い(14km以上)
観察場所 なぎさ公園おまつり広場
発生時間 12:30頃
消滅時間 不明(4時間以上)
発生方向 大津市唐崎、坂本、雄琴、堅田方面、琵琶湖大橋、守山市、草津市北山田方面
発生状況 (1) 琵琶湖大橋周辺の複雑な変化
 ・ 琵琶湖大橋が細く高くなる。
 ・ 琵琶湖大橋の橋脚土台が見え出し太くなる。
 ・ 琵琶湖周辺のエリが見え出す。
 ・ 橋梁の部分ごとに太さが異なる。

(2) 守山市から草津市北山田方面の変化
 ・ 烏丸半島船着場の杭が伸び、上方倒立をする。
 ・ 湖岸近くの葦の群生が伸び出して、上方倒立をする。

(3) 湖上の船、建築物などの伸び、2~3像化

(4) 堅田方面から唐崎方面にかけて湖岸風景が伸びたり板塀状になる。

資料映像 あり

▲TOP▼

 

 

 

 

第3回目
蜃気楼発生日 平成11年4月11日(日)/天候:曇(小雨混り)→晴/視界:14km以上
観測場所 なぎさ公園おまつり広場
発生時間 11:30(既に橋が太短くなっていた。)
消滅時間 不明(16:00に際立った変化なく、観察中止)
発生方向 大津市堅田方面、琵琶湖大橋方面、 守山市方面、草津市烏丸半島方面
発生状況 (1) 琵琶湖大橋の変化
 ・ 琵琶湖大橋が細く高くなる。部分的に太くなる。
 ・ 橋脚の土台が見え出し、2~3像になり合体して太くなる。
 ・ 橋の東側の前と後にエリらしきものが見え出す。

(2) 琵琶湖大橋以北の山や平地及び湖面の変化
 ・ 本来見えないはずの、橋後方の湖面へ続く稜線や平地が見え出す。
 ・ 見え出した稜線や平地は3本に分裂し、湖面が板塀状になる。その周辺の
     ヨットは2~3像になる。
 ・ 橋後方へ続く稜線や平地は3本に分裂し、 その下の湖面が伸びだし、板塀
     状になる。

(3) 草津市烏丸半島の琵琶湖博物館の敷地が伸び、付近の民家は板塀状に変化する。

(4) 大津市堅田方面の変化
 ・ 観覧車が卵型になる。
 ・ 琵琶湖大橋西詰付近の橋梁が2本に分裂しかけ、後方に正体不明の白いスクリーン
     状のものが出現。

(5)   唐崎沖の南湖湖心局がつぶれる

(6)   その他

映像資料 あり

▲TOP▼

 

 

 

 

第4回目
蜃気楼発生日 平成11年4月12日(月)/天候:曇/視界:悪い
観測場所 なぎさ公園おまつり広場
発生時間 不明(到着時13:00頃には既に発生)
消滅時間 不明(視界の悪化の為、14:30に観察終了)
発生方向 琵琶湖大橋のみ(霞で他の場所の様子分からず)
発生状況 (1) 琵琶湖大橋の変化
  ・ 13:00頃琵琶湖大橋東側が太くなる。他分は細く高くなる。
  ・ 13:28頃~13:45頃迄と14:16頃~14:26頃迄、琵琶湖大橋東側の部分が大き
       くZ型になる。
  ・ 14:06頃琵琶湖大橋最高部周辺が異常に太くなり、他の部分は異常に細く
       なる(ピークがこの時間)。
  ・ 橋上を走行する車が伸びる
  ・ その他複雑な形の変化

(2) 逆転層の境界が見える
  ・ 13:20頃雄琴方面から琵琶湖大橋西詰周辺上空に茶褐色のガス帯が左下がりに見
       える。
  ・ 14:13頃堅田湖岸方面から烏丸半島琵琶湖博物館方面上空に薄茶褐色のガス帯が
   左下がりに見える。

※ 琵琶湖大橋が薄っすら肉眼で見える時もあったが、双眼鏡でないと分からない。

資料映像 なし(写真及びビデオには鮮明に写らない為、撮影せず)

▲TOP▼

 

 

 

 

第5回目
蜃気楼発生日 平成11年4月18日(土)/天候:曇/視界:良くない
観測場所 なぎさ公園おまつり広場
発生時間 不明(到着した13時には既に発生中であった)
消滅時間 不明(16時に観測を止めるが、まだ発生中)
発生方向 大津市坂本から琵琶湖大橋方面、琵琶湖大橋から草津市方面
発生状況 (1) 琵琶湖大橋の変化
 ・ 琵琶湖大橋の橋脚土台が現れ、土台が太く2段になる。
 ・ 琵琶湖大橋東側の橋梁が高くなり、太くなる。
 ・ 15時頃より橋全体が太く短くなる。

(2) 坂本から堅田方面の変化
 ・ 湖岸の途中から急に段になり湖岸付近の湖面が伸びる。その湖上周辺の物体(船、
     ブイ、エリなど)が見え出して、2像になり高さがそろう。
 ・ 橋下に見える造船所が極端に縮む。

(3) 守山市から草津市方面の変化
 ・ 烏丸半島琵琶湖博物館前にみえる港の杭が伸びる
 ・ 烏丸半島の景色の高さが水平一直線に揃う。
 ・ 烏丸半島水資源開発公団付近の湖面が伸び、エリやヨシ林が見え出し伸びたり、
     2段になる。

(4) 逆転層の視覚化
 ・ 守山市から草津市方面に薄茶色の帯が見え、草津市北山田付近で途切れて、高さ
     の異なるところに見える。(低い帯は水平に近く、高い帯は右上がり)

映像資料 なし(琵琶湖大橋は肉眼で何とか見えたが、モヤなどで不鮮明なため)

▲TOP▼

 

 

 

 

第6回目
蜃気楼発生日 平成11年4月22日(木)/天候:晴
 視界:9~14km弱(13:50頃より琵琶湖大橋が何とか肉眼で微かに見えるまで向上する)
観測場所 なぎさ公園おまつり広場
発生時間 不明(到着した12時には既に発生中であった)
消滅時間 不明(15時に観測を止めるが、まだ発生中)
発生方向 琵琶湖大橋、堅田方面、草津市烏丸半島方面?
発生状況 (1) 琵琶湖大橋方向
 ・ 琵琶湖大橋東側が通常より高い位置に見え、太くなる。
 ・ 琵琶湖大橋最高部分の両側が異常に太くなり、東側部分は異常に細くなる
 ・ 琵琶湖大橋西側が逆Z型に近い像になる。
 ・ 橋脚の土台が見え出し、太くなる。(2像が合体したもの)
 ・ 琵琶湖大橋全体が細くなり、高く伸びる。

(2) 堅田方面の変化
 ・ 平和堂堅田店周辺が伸びる。
 ・ 琵琶湖タワーのイーゴス下部が歪む

(3) 草津市烏丸半島方面の変化
 ・ 琵琶湖博物館と水資源開発公団湖南管理所の間に見える芝生あたりに赤色のマス目
     状のものが多数見えるが113:30頃消滅。花か何かが伸びたものか?(通常見えない)

備 考  本日は観測中終始、北から北北東の肌寒い風で白波も所々見られる程強めの風であった。
 一方、昨日や一昨日は北よりの弱い風で気温も高い絶好の蜃気楼日和であったが発生し
  なかった。

 Cf 発生 4月22日→気温:19.3℃/水温:17.0℃
   × 4月21日→気温::20.0℃/水温:17.2℃
   × 4月20日→気温:19.8℃/水温:16.9℃
※ 双眼鏡必要

資料映像 なし(遠方がかすんでいて、カメラで撮影は難しい)

▲TOP▼

 

 




ホーム      |琵琶湖の過去の発生記録| |琵琶湖の蜃気楼最新情報