平成30年(2018年)の蜃気楼発生記録

上位蜃気楼が南湖で平成30(2018)年に発生した日付ですUpdated 2019/01/01)

上位蜃気楼は、概ね春先(3月)~初夏(6月)に発生いたします。

 現在、蜃気楼シーズンは終わっております。しかし、条件(風の弱い暖かな日中の午後)次第で上位蜃気楼が発生するかもしれません。一方、夜間や朝方、寒気が強まる日は下位蜃気楼が発生しやすいので興味のある方は、双眼鏡を持って湖岸を訪れてみて下さい。    

《日付をクリック!》

4月02日(月)

4月10日(火)

4月20日(金)

4月21日(土)

4月22日(日)

4月29日(日)

   

     

      

     

5月01日(火)

5月15日(火)

5月25日(金)

5月26日(土)

 5月27日(日)

5月28日(月)         
7月08日(日) 7月15日(日)      
                             
                             
 注意:上記の表で、“黒字の日付のもの”についての詳細な内容は、後日掲載いたします。
   
    ◎ 過去の観測から琵琶湖南湖での上位蜃気楼の発生頻度が高い月は「5月」です。
   
  ※ 7月15日(日)に、琵琶湖の南湖で上位蜃気楼が発生しました。
    現在、10月という時期から今後、上位蜃気楼が発生困難でると思います。上位蜃気楼発生の可
    能性があるとすると、秋の寒暖差のある風の弱い日(朝方に寒く、日中に気温が上がる)でしょう。
     もし、発生しましましたら、当サイトで告いたします。
     一方、寒気が流入する寒い日や気温が低い夜間・早朝には、湖岸から遠方の風景が下方倒立
    したり、下に伸びて見える下位蜃気楼が発生します。(2018/10/15)

  ※※ 下位蜃気楼は、上位蜃気楼と比べ発生頻度は高く、変化が画一的で珍しい蜃気楼といえません。
    しかし、琵琶湖大橋の下位蜃気楼は、橋上を走行する車が空中に消えたり、突然空中から車
    が出現したり・・・と面白い光景を見せてくれます。双眼鏡(10倍前後)で是非ご覧下さい!!

 

 

肌寒い日や寒気が湖上に流れ込んだ日に発生する下位蜃気楼の例

Web下位蜃気楼.JPG (46176 バイト)    Web凸レンズ蜃気楼.JPG (26618 バイト)

対岸の浮島現象(下位蜃気楼)                       凸レンズ状になる琵琶湖大橋(下位蜃気楼)

    ※ 2枚の写真共に、上段が下位蜃気楼、下段は上段の写真に対応する通常風景(実景)です。


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ここから下は、上位蜃気楼の発生が確認されれば詳細を記入する欄です。

 

 

 

第1回目
蜃気楼発生日 2018年4月2日(月)/天候:晴れ
観察場所 大津湖岸なぎさ公園おまつり広場(大津市中央4)  
発生時間 13:00頃
消滅時間 17:00頃
発生方向 琵琶湖大橋
発生状況 ・ 琵琶湖大橋の東側の橋梁がZ字型、V字型の蜃気楼になる。
・ 琵琶湖大橋の最高部周辺が太くなり“眉毛”状になる。
・ 琵琶湖大橋の西詰下部に見える造船所が倒立する。
備   考 ・ 蜃気楼観測仲間のIさんからの報告
・ Iさんブログ「四季の散歩」で、当日の蜃気楼を紹介
蜃気楼写真 あり(Iさんのブログ)

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第2回目
蜃気楼発生日 2018年4月10日(月)/天候:晴れ
観察場所 大津湖岸なぎさ公園おまつり広場(大津市中央4)  
発生時間 13:30頃
消滅時間 17:30頃
発生方向 琵琶湖大橋
発生状況 ・ 琵琶湖大橋はZ字型(3像型)の蜃気楼になる直前まで変形する。
・ 琵琶湖大橋を走行する車が伸びる。
・ ふだんは水平線下に隠れて見えない琵琶湖大橋の橋脚台(フーチング)が
 見え出して倒立してみえる。
備   考 ・ 蜃気楼観測仲間のIさんからの報告
・ Iさんブログ「四季の散歩」で、当日の蜃気楼を紹介
蜃気楼写真 あり(Iさんのブログ)

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第3回目
蜃気楼発生日 2018年4月20日(金)/天候:晴れ
観察場所 大津湖岸なぎさ公園おまつり広場(大津市中央4)  
発生時間 13:00頃
消滅時間 不明
発生方向 ・ 琵琶湖大橋
発生状況 ・ 琵琶湖大橋の東側の一部が太くなる(伸びる)。
・ 琵琶湖大橋西詰下部の湖岸の造船所が伸びたり、倒立する。
・ ふだんは水平線下に隠れて見えない琵琶湖大橋の橋脚台(フーチング)が
 見え出して倒立してみえる。
・ 琵琶湖大橋より北に位置する、比良山の裾野が蜃気楼化して湖面より上に
 浮き上がってみえる。
備   考 ・ 蜃気楼観測仲間のIさんからの報告
・ Iさんブログ「四季の散歩」で、当日の蜃気楼を紹介
蜃気楼写真 あり(Iさんのブログ)

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第4回目
蜃気楼発生日 2018年4月21日(土)/天候:晴れ
観察場所 大津湖岸なぎさ公園おまつり広場(大津市中央4)  
発生時間 既に12:30頃発生中
消滅時間 13:50頃(30分以上通常状態のままになり観測中止)
発生方向 ・ 琵琶湖大橋
発生状況 ・ 琵琶湖大橋の東(守山)側が多重像になったり、Z字型(3像型)になる
備   考 ・ 観測地では、ほぼ無風
・ 午前中から蜃気楼が発生していた(12:30頃に蜃気楼発生中)
・ 気温、水温未計測
・ 湖上の霞み(ヘイズ)がひどくて、双眼鏡でも見にくかった。
あり あり

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第5回目
蜃気楼発生日 2018年4月22日(日)/天候:晴れ
観察場所 大津湖岸なぎさ公園おまつり広場(大津市中央4)  
発生時間 11:30頃
消滅時間 16:00頃(30分近く変化ない為観測中止)
発生方向 ・ 琵琶湖大橋方面
・ 大津市坂本から堅田方面
・ 守山市
・ 草津市
発生状況 琵琶湖大橋方面
・ 琵琶湖大橋最高部周辺が太くなり“まゆ毛”状になる。
・ 琵琶湖大橋の東(守山市)側がZ字型、V字型の蜃気楼になる。
・ 琵琶湖大橋が細く伸びて水平になる。
・ ふだんは水平線下に隠れて見えない琵琶湖大橋の橋脚台(フーチング)が
 見え出して倒立してみえる。
・ 琵琶湖大橋方面の湖面が板塀状になり、琵琶湖大橋の最高部だけが見え
 る。
大津市坂本から堅田方面
・ 大津市堅田の湖岸が板塀状の蜃気楼になる。
・ 大津市雄琴の湖岸が板塀状の蜃気楼になる、湖岸の建物が伸びる。
・ 大津市坂本の湖岸の民家が伸びる。
守山市
・ 守山市の湖岸が板塀状の蜃気楼になる。
・ 守山市の湖岸が反転した湖岸が空中に浮かんで見える。
・ 守山市方面の湖岸を走る車が伸びたり、2~3像の蜃気楼となる。
草津市
・ 烏丸半島一帯が板塀状の蜃気楼になる。
・ 琵琶湖博物館手前の港のビット(杭)が伸び“鉄格子”状になる。
・ 帰帆島方面の湖岸が板塀状の蜃気楼になる。
備   考 ・ 観測地では、ほぼ無風(ときおり、北北東の冷風が吹く)。
・ 近年なかなか見られない東西方向の広範囲に蜃気楼が出現した。
・ 東側(草津市)方面で観測地から3Km弱の距離に蜃気楼が出現した。
・ 気温、水温未計測
・ 湖上の視程:観測地から5Km以上の遠方は、距離が離れるほど湖上はモ
ヤで見えにくい。(琵琶湖大橋は肉眼で微かに見える程度)
蜃気楼写真  あり

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第6回目
蜃気楼発生日 2018年4月29日(日)/天候:晴れ
観察場所 大津湖岸なぎさ公園おまつり広場(大津市中央4)  
発生時間 12:50頃
消滅時間 13:30頃(通常に戻る)
発生方向 ・ 琵琶湖大橋方面
・ 守山市
発生状況 琵琶湖大橋方面
・ 琵琶湖大橋最高部周辺が太くなり“まゆ毛”状になる。
・ 琵琶湖大橋の東(守山市)側がZ字型になる。
守山市
・ 守山市の湖岸が板塀状の蜃気楼になる。
備   考 ・ 観測地では、北よりの微風。
・ 東側(草津市)方面で観測地から3Km弱の距離に蜃気楼が出現した。
・ 気温:24.6℃、水温:19.6℃(観察地の湖岸付近)
・ 琵琶湖大橋方面の湖上はやや霞んでいた。
蜃気楼写真  あり

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第7回目
蜃気楼発生日 2018年5月01日(火)/天候:晴れ
観察場所 大津湖岸なぎさ公園おまつり広場(大津市中央4)  
発生時間 12:00頃
消滅時間 14:30頃
発生方向 ・ 琵琶湖大橋方面
・ 守山市
・ 草津市
発生状況 琵琶湖大橋方面
・ 琵琶湖大橋の東(守山市)側がZ字型になる。
・ ふだんは、水平線下に隠れて見えない橋脚台(フーチング)が蜃気楼となっ
 見え出し2~3像の蜃気楼になる。
・ 琵琶湖大橋の(水面と接して見える)東側が多重になって見える。
守山市
・ 守山市の湖岸が板塀状の蜃気楼になる。
草津市
・ 烏丸半島港の杭(ビット)と後方の公園が蜃気楼となり、湖上に突如現れた
 「鉄格子」の様に見える。
備   考 ・ 蜃気楼観測仲間のIさんからの報告
・ Iさんブログ「四季の散歩」で、当日の蜃気楼を紹介
・ 湖上は霞んで見えにくかった。
蜃気楼写真  あり(Iさんのブログ)

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第8回目
蜃気楼発生日 2018年5月15日(火)/天候:晴れ
観察場所 大津湖岸なぎさ公園おまつり広場(大津市中央4)  
発生時間 12:00前頃
消滅時間 17:30頃
発生方向 ・ 琵琶湖大橋方面
・ 比良山
・ 大津市堅田(西岸)
・ 守山市(東岸)
・ 草津市(東岸)
発生状況 琵琶湖大橋方面
・ 琵琶湖大橋の東(守山市)側がZ字型になる。
・ 琵琶湖大橋の最高部周辺が異常に伸びて「まゆ毛」状になる。
・ 琵琶湖大橋の東西が同時に屈曲する(3像型の蜃気楼になる)。
・ ふだんは、水平線下に隠れて見えない橋脚台(フーチング)が蜃気楼となっ
 見え出し2~3像の蜃気楼になる。
・ 琵琶湖大橋の(水面と接して見える)東側が多重になって見える。
比良山
・ 琵琶湖大橋の後方に見える比良山の稜線が垂直な絶壁状になったり、
 ふだん水平線に隠れて見えない裾野が蜃気楼となって反転して見える。
大津市堅田
・ 琵琶湖大橋西側付近の湖岸(大津市堅田)が板塀状の蜃気楼となる。
・ 琵琶湖大橋西側下部に見える造船所が伸びたり反転する。
守山市
・ 守山市の湖岸が板塀状の蜃気楼になる。
草津市
・ 烏丸半島港の杭(ビット)と後方の公園が蜃気楼となり、板塀状になる。
備   考 ・ 蜃気楼観測仲間のIさんからの報告
・ Iさんブログ「四季の散歩」で、当日の蜃気楼を紹介
・ 湖上の遠方は割合見えやすい方だった。(肉眼で琵琶湖大橋が見える)
蜃気楼写真  あり(Iさんのブログ)

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第9回目
蜃気楼発生日 2018年5月25日(金)/天候:晴れ
観察場所 大津湖岸なぎさ公園おまつり広場(大津市中央4)  
発生時間 13:45頃
消滅時間 15:30頃
発生方向 ・ 琵琶湖大橋方面
・ 比良山
・ 守山市(東岸)
発生状況 琵琶湖大橋方面
・ 琵琶湖大橋の東(守山市)側がZ字型や横倒しのV字型の3像型の蜃気
 楼になる。
・ 琵琶湖大橋の最高部周辺が異常に伸びて「まゆ毛」状になる。
・ 琵琶湖大橋の東西が同時に屈曲する(3像型の蜃気楼になる)。
・ 橋上を走行する車が伸びたり2像になる。
比良山
・ 琵琶湖大橋の後方に見える比良山の稜線が垂直な絶壁状になったり、
 ふだん水平線に隠れて見えない裾野が蜃気楼となってワニ口のように
 (反転して)見える。
守山市
・ 守山市の湖岸が板塀状の蜃気楼になる。
備   考 ・ 蜃気楼観測仲間のIさんからの報告
・ Iさんブログ「四季の散歩」で、当日の蜃気楼を紹介
・ 湖上の遠方は見えやすい方だった。(肉眼で琵琶湖大橋が見える)
蜃気楼写真  あり(Iさんのブログ)

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第10回目
蜃気楼発生日 2018年5月26日(土)/天候:晴れ
観察場所 大津湖岸なぎさ公園おまつり広場(大津市中央4)  
発生時間 12:00頃
消滅時間 15:00頃
発生方向 ・ 琵琶湖大橋方面
・ 比良山
発生状況 琵琶湖大橋方面
・ 観測地点からふだん水平線下に隠れて見えないはずの琵琶湖大橋の橋
 脚台(フーチング)が見え出し、太く(伸びて)見える。
・ 琵琶湖大橋の最高部周辺が異常に伸びて「まゆ毛」状になる。
・ 琵琶湖大橋の東西が同時に屈曲する(3像型の蜃気楼になる)。
・ 橋上を走行する車が伸びたり2像になる。
比良山
・ 琵琶湖大橋の後方に見える比良山の,ふだん水平線に隠れて見えない
 裾野が蜃気楼となって見える。
備   考 ・ 蜃気楼観測仲間のIさんからの報告
・ Iさんブログ「四季の散歩」で、当日の蜃気楼を紹介
・ 湖上の遠方は見えやすい方だった。(肉眼で琵琶湖大橋が見える)
蜃気楼写真  あり(Iさんのブログ)

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第11回目
蜃気楼発生日 2018年5月27日(日)/天候:薄ぐもり(15:30から晴れ)
観察場所 大津湖岸なぎさ公園おまつり広場(大津市中央4)  
発生時間 11:50頃に琵琶湖大橋に蜃気楼発生の兆候があった。(15:58から顕
著な蜃気楼像となりだす)
消滅時間 17:20頃に観察中止。(湖面が伸びて橋や湖岸が縮んだままとなる)
発生方向 ・ 琵琶湖大橋方面
・ 東岸の守山市(湖岸)  ※一部草津市の湖岸を含む
・ 西岸の大津市堅田(湖岸)
発生状況 琵琶湖大橋方面
・ 観測地に到着した11:50頃には、今にも琵琶湖大橋がZ(3像)型の蜃気
 楼となるような状態であったが、その後橋梁が細くなったり、まゆ毛型に
 なったりと微妙な状態が16:00前まで続いた。
・ 15:55から琵琶湖大橋の東側の水平線と平行に見える橋梁一帯が太くな
 りだし、その後「楔(くさび)状」になったり、分裂して見える。
・ 観測地点からふだん水平線下に隠れて見えないはずの琵琶湖大橋の橋
 脚台(フーチング)が見え出し、太く(伸びて)見えたり、2像型の蜃気楼
  となって見える。
・ 橋上を走行する車(バス?)が大きく伸びる。
西岸の大津市堅田方面
・ 琵琶湖大橋の西側の下部に見える造船所が伸びて水平になる。
・ 堅田の湖岸が板塀状の蜃気楼になる。
東岸の守山・草津方面
・ 水保町(守山市)の湖岸の蒲鉾(かまぼこ)型の建物周辺が蜃気楼とな
 り山小屋のようなる。また、周辺の木々も上部が針状に伸びる。
                                 (14:45前後)
・ 15:55以降、守山市の今浜町、水保町。木浜町、洲本町、赤野井町の湖
 岸が板塀状の蜃気楼になる。
・ 草津市の琵琶湖博物館近くの下物町の湖岸の奥の風景が淡いベール
 の帯状(板塀状の一歩手前)になる。
 ※ 結局、高さが水平一直線になる板塀状の蜃気楼にはならなかった。
・ 守山市赤野井町から草津市下物町方面の湖周道路を走る車が伸びて
 走行する。
備   考 ・ 湖上の遠方は白く霞んでいたが、琵琶湖大橋は見えていた。(後方の比
 良山は霞んで見えなかった)
・ 大きな像変化が長時間見られなかったので、観測をやめようと思っていた
 15:55に琵琶湖大橋東側に顕著な像変化が見られた。
 (薄曇から日差しが現れて暫くしてから顕著な変化が現れた)
・ 風は微風であったが14:20頃から時折北東の(冷たい)風が暫く吹くこ
  とが続いた。
・ 気温:28.7度/湖岸付近の表層水温:24.9度
・ 双眼鏡では、琵琶湖大橋の後方の比良山の裾野が蜃気楼になっている
 ように見えた。
蜃気楼写真 あり

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第12回目
蜃気楼発生日 2018年5月28日(月)/天候:晴れ
観察場所 大津湖岸なぎさ公園おまつり広場(大津市中央4)  
発生時間 12:30頃
消滅時間 16:00頃
発生方向 ・ 琵琶湖大橋方面
・ 大津市堅田(湖岸)
・ 守山市(湖岸)
発生状況 琵琶湖大橋方面
・ 観測地点からふだん水平線下に隠れて見えないはずの琵琶湖大橋の橋
 脚台(フーチング)が見え出し、太く(伸びて)なったり、2像になる。
・ 琵琶湖大橋の東西が同時に屈曲する(3像型の蜃気楼になる)。
・ 橋上を走行する車が伸びたり2像になる。
大津市堅田
・ 大津市堅田の湖岸の高さが水平一直線状になる板塀状の蜃気楼になる。
守山市
・ 守山市の水保、今浜、木浜の湖岸が板塀状の蜃気楼になったり、湖岸と
 水面が蜃気楼となり、下から上方へ「湖岸」→「水面」→「縮んだ湖岸」と
  なる(見た目、「不思議な光景」に見える)。
備   考 ・ 蜃気楼観測仲間のIさんからの報告
・ Iさんブログ「四季の散歩」で、当日の蜃気楼を紹介
・ 湖上の遠方は見えやすい方だった。(肉眼で琵琶湖大橋が見え、後方の
 比良山の裾野も見える)
蜃気楼写真  あり(Iさんのブログ)

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第13回目
蜃気楼発生日 2018年7月08日(日)/天候:曇り
観察場所 大津湖岸なぎさ公園おまつり広場(大津市中央4)  
発生時間 13:00頃、既に発生
消滅時間 15:40頃(変化がなくなったので観察中止)
発生方向 ・ 琵琶湖大橋方面
・ 琵琶湖大橋より後方に位置する比良山
発生状況 琵琶湖大橋方面
・ 琵琶湖大橋の脚台(フーチング)が見える。
・ 琵琶湖大橋の守山側の橋梁が部分的に太くなる(伸びる)。
 ※ 太くなる部分は常に変動していた。
・ 琵琶湖大橋の最高部周辺が異常に太くなり“まゆ毛”状になる。
比良山
・ 比良山の裾野(ふだん水平線に隠れて見えない部分も含め)が蜃気楼と
 なって見え出し湖上に浮き上がって見える。
・ 比良山の裾野が絶壁状になったり、階段状に変化して見えた。
備   考 ・ 湖上の見えやすさは“非常によく”、橋の後方に位置する比良山も肉眼でよ
 く見えた。(途中、比良山周辺が降雨のためか全く見えなくなったが15:00
  以降には再び肉眼で見えるようになった。
・ 観察地では、ほぼ無風で蒸し暑かった。
・ 観察地での気温は約32℃、水温は約29℃(13:40)
・ 経験上、観察地に到着した時に見た蜃気楼の状態では、発生の終盤に近
 い状態と思われ、「午前中に来ていたら・・・琵琶湖大橋がすごい蜃気楼に
 なっていたかも」と思われる。また、撮影機材の準備中(3分程度)に消滅
  した蜃気楼もあり悔やまれる。
蜃気楼写真 準備中(公開まで暫くお待ちください。7月15日の画像の掲載を優先します。)

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第14回目
蜃気楼発生日 2018年7月15日(日)/天候:晴れ
観察場所 大津湖岸なぎさ公園おまつり広場(大津市中央4)  
発生時間 13:00頃、既に発生
消滅時間 15:50頃(変化がなくなったので観察中止)
発生方向 ・ 琵琶湖大橋方面
・ 琵琶湖大橋より後方に位置する比良山
・ 西岸の大津市堅田
・ 東岸の守山市・烏丸半島(草津市)
発生状況 琵琶湖大橋方面
・ 琵琶湖大橋の東側の橋梁がZ字(3像)型の蜃気楼に何度もなる。
・ 琵琶湖大橋の東側の橋梁が横倒しのV字(3像)型の蜃気楼になる。
・ 琵琶湖大橋の脚台(フーチング)が見える。
・ 琵琶湖大橋の最高部周辺が太くなり“まゆ毛”状になる。
比良山方面
・ 比良山の裾野(ふだん水平線に隠れて見えない部分も含め)が転して見え
 たり、多段になって見える蜃気楼になる。
・ 比良山の裾野が絶壁状になっる。
西岸の大津市堅田方面
・ 琵琶湖大橋西詰の下部に見える造船所が伸びたり、板塀状になったり、格
 子状になったり、反転して見える。
東岸の守山市方面
・ 湖岸の今浜町・水保町・木浜町が板塀状になる。板塀状の中に風景画が
 反転した部分もあった。
・ 烏丸半島近くの山賀町の湖岸が板塀状蜃気楼になる。
東岸の烏丸半島(草津市)方面
・ 烏丸半島港の後方の琵琶湖博物館の駐車場の車の窓が伸びだす。
備   考 ・ 湖上の見えやすさは、肉眼で“琵琶湖大橋は霞んでいるものの視認できる
 程度。橋の後方に位置する比良山は霞んで肉眼では、よく見えない。
・ 観察地では、湖風が吹く(樹木の葉が乱れない程度の弱い風)。
・ 観察地での気温は33.7℃、水温は湖岸近くの表層で約32℃(13:20)
・ 7月の中旬で夜間も朝方も気温が高いので、蜃気楼発生に不利と思われ
 たが13:00前から発生していたようだ。
蜃気楼写真 あり

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