沖の白石、多景島、長浜、竹生島方面が多彩な上位蜃気楼を見せる
デジカメ画像提供&HP作成 琵琶湖地域環境教育研究会 松井 一幸
15)2003年2月10日(月) 今津町南浜から眺める今年初めての上位蜃気楼
伴先生にお願いして解説を付けていただきました V(@_@)V
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松井の観察日記
2003年2月10日(月)は昨日に引き続き暖かい1日となった。昨日は曇っていたが今日は昼近くになって太陽も照りつけ暖かく風も穏やかな1日となった。昼過ぎに今津町で定点観測している南浜へ出かけると、画像(1)で分かるように湖面上には白くやや赤みがかった逆転層のベールが漂っていた。安定な逆転層の存在を示している。着いてすぐ双眼鏡で沖の白石方面を見ると上位蜃気楼でとんがった沖の白石の背後が板塀状になりかけていた。多景島の木々がとんがって上に伸びている様子も見て取れた。それより北は午後1時過ぎの段階では上位蜃気楼は確認できなかった。午後2時半頃に再び訪れると沖の白石からつづらお崎辺りまで上位蜃気楼による多彩な変化が見られた。伴先生によると2月10日の上位蜃気楼は琵琶湖では最も早い記録だそうである。興奮しながら多彩な上位蜃気楼を観察できた。今日はデジタルビデオカメラを持ち合わせていなかったので10倍ズームデジカメの静的画像のみの記録となった。
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