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■ 2006年5月15日(月)、琵琶湖南湖に発生した上位蜃気楼について 久々に蜃気楼日和といえる暖かく穏やかな日に蜃気楼が発生してくれました。しかしながら、今年
の特徴的な傾向である“ヘイズの影響”が南湖で大きく、肉眼では見難い状態でした。双眼鏡では、琵
琶湖南湖上に起こっている光景=蜃気楼がはっきり分かりました。
今回は、久々に東側の橋梁の2ヶ所でZ字(3像)型の蜃気楼が発生しました。このZ字型⇒2ヶ
所でZ字型⇒Z字型という変化が数回繰り返し起こりました。また、橋のZ字型の変形も通常より
も、横に大きく変化しました。
今回もデジタルカメラで何枚も撮影しましたが、ヘイズの影響で不鮮明な画像となりました。その
中から、この日の特徴的な蜃気楼をコンピュータで画像処理して何とか見ることができるようにした
ものを掲載しました。
琵琶湖大橋の東側橋梁が、アルファベットの“Z字”型に大きく変形しています。この部分は3像型の蜃気楼になっています。この画像をよくみると、橋梁を走行する車が2像(右の橋脚から4本目と5本目の橋脚の間の上に見える像)になって写っています。この日は、激しく琵琶湖大橋が変形しました。 撮影者:房 英夫会員(16:27頃撮影/焦点距離900mm相当の望遠レンズで撮影)
観測地のなぎさ公園のおまつり広場(大津市)からみて東岸に位置する守山市の風景が板塀状に変化した様子です。 この板塀状(風景の高さが水平一直線上に揃って、塀のように見える像)は上位蜃気楼の典型的な例です。この画像の板塀状化した蜃気楼は、通常の板塀状変化より高さが低くなっています。 撮影者:房 英夫会員(16:25頃撮影/焦点距離900mm相当の望遠レンズで撮影)
琵琶湖大橋と西岸の大津市堅田方面(橋の左側)が蜃気楼化した様子です。橋全体が通常より伸びて水平一直線状に変化しています。また、橋の東(右)側の橋梁は“横倒しのVの字”型(3像型の蜃気楼)に変形しています。これほど大きく変化することは滅多にありません。また、橋の西(左)側と西詰周辺の堅田の湖岸滑らかにつながり、板塀状化しています。画像でははっきり見えませんが、琵琶湖大橋西詰下にある造船所(橋の一番左の橋脚の左に見える建造物)は上方倒立を伴った2像型の蜃気楼になっています。 撮影者:房 英夫会員(16:27頃撮影/焦点距離900mm相当の望遠レンズで撮影)
琵琶湖大橋の東側橋梁がZ字型に変化している様子です。通常ならば橋梁の一ヶ所でZ字型になるのですが、時としてこの画像のように互いに非常に接近した橋梁の一部分でZ字型の蜃気楼が複数出現することがあります。今までの観測から、非常に珍しい現象であるといえます。 撮影者:房 英夫会員(16:25頃撮影/焦点距離900mm相当の望遠レンズで撮影)
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