雲海に覆われた琵琶湖と浮き上がる沖島、鈴鹿山系
風の風景 No.349
19日(金)は、移動性高気圧に覆われ風も弱く良い天気となった。今津町南浜から北湖北部の上位蜃気楼の初観測に成功した。
21日(金)は、低気圧の通過で終日雨が降る天気となり、北小松で恒例の樹下神社例祭の渡御は中止となった。
22日(月)は、早朝から立ちこめていた霧が太陽光に照らされ、時間の経過と共に消えていった。
湖西道路の近江木戸辺りからの見る琵琶湖の眺めは幻想的で格別であった。沖島、長命寺山、鈴鹿山系が雲海から顔を出していた。
午後2時過ぎに大津市のなぎさ公園に出向くと、琵琶湖大橋方面が上位蜃気楼化していた。ここは伴先生の観測スポットである。
午後3時半頃まで観測を続けたが、複雑な変化を見せてくれた。なぎさ公園から上位蜃気楼を見たのは初めての体験である。
補足)23日(火)の読売新聞には今津浜から撮った浮き上がる竹生島の写真が掲載されていたが、22日(月)の霧は「低気圧が去り
高気圧が張り出したため、暖かい空気が湖面の冷たい空気に触れ、発生したのではないか」と彦根地方気象台のコメントがあった。
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