初めて捕らえた琵琶湖大橋の複雑な蜃気楼


風の風景 No.291

13日(日)は12日(土)に引き続き、雲一つない快晴となった。遠くの景色も素晴らしく良く見えた。
昨日は比良オロシのルーツを探るべく高島町の奥へ出かけたが、今日は自宅にいたことが幸運につながった。
午後3時過ぎに小松浜へ出かけると、遠くの琵琶湖大橋がこれまで見たこともない蜃気楼現象を起こしていた。
湖国の蜃気楼の大家である同僚の伴先生から似た写真を見せていただいていたが、今日初めて巡り会えた。
これまでは暖かい水に冷たい空気が乗る時に現われる下位蜃気楼であった。例1)1999.11.27.例2)2000.9.28.
今回は冷たい水の上の冷たい空気に暖かい空気が乗り、空気二重層を作った上位蜃気楼現象と思われる。
同じような光景が対岸の野洲や能登川辺りにも見られたが、琵琶湖大橋の光景が肉眼でも異様に感じられた。
この後国道161号線を北にとり明神崎方面から琵琶湖大橋を眺めたが、小松浜から見るような光景はなかった。
P.S.正常な時の琵琶湖大橋と今回の上位蜃気楼と思われる琵琶湖大橋の1分毎の変化を比較しました。
ダイナミックに変化する琵琶湖大橋の蜃気楼

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