ヒアラシが押し寄せる小松浜と紅葉が進む比良山系


風の風景 No.120

25日(木)夜に寒冷前線が通過し、26日(金)から西高東低の冬型気圧配置となり今冬第2の寒波襲来となった。
だが高気圧の中心は華北、低気圧の中心はサハリンと、北に偏っているため西日本の季節風は一時的であった。
27日(土)は大陸から高気圧が張り出し、快晴の穏やかな朝を迎えた。比良山系は一層紅葉が進んでいた。
北小松では比叡山方面からの弱い風が里に吹き、小松浜に出るとカミからの波が押し寄せていた。
弱いヒアラシである。浜辺では風は琵琶湖大橋方面から吹いてきていた。伝説通り風は冷たく波は細かい
遠く琵琶湖大橋を3倍ズームで眺めると浮き上がり現象が起きていた。下位蜃気楼であろう。

[武田氏のコメント]: こんばんは。早速、きょう撮られたばかりのデジカメの画像をビワコダスのホ-ムペ-ジで拝見しました。北側から見た琵琶湖大橋の蜃気楼現象がバッチリ収められていますね。いよいよ、こんなシ-ズンですね。土星のリングを思わすユニ-クな虚像がよく分かります。最大にズ-ムアップすると、北小松からでもしっかり見えるのですね。 よく晴れていたのは日本海北部にある小さな低気圧から伸びるシア-ラインが寒気の南下を塞き止め、上層の風向が西よりの場となっていたためです。夕方から曇ってきたのは風向が北西に変わったというより東シナ海からの雲が急速に西日本まで広がってきたためでしょう。Biwakodas Mailing List(1999.11.27.)

前に戻る