平成11年(1999年)6月6日に発生した蜃気楼
今年、第14回目に発生した蜃気楼のいくつかを紹介します。
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琵琶湖大橋西側実景 |
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伸びる杢兵衛造船所 |
上の実景写真とこの写真を比較して下さい。全体的に杢兵衛造船所が伸びて見えます。 |
水色の矢線先周辺の窓と実景の同じ部分を比較して下さい。通常、窓は水面ギリギリに見えますが、ここでは大きく伸び、しかも上方倒立した窓が見えています。 |
白色の矢線先周辺と実景の同じ部分を比較して下さい。窓のある位置がずれています。地面と窓の間が伸びたためです。 |
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琵琶湖大橋東側実景 |
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幻の橋1 |
橋の実景写真と比較すると違いが直ぐに分かります。 |
水色の点線部分を境に、水色の矢線(左)方向は橋梁部分が伸びたものです。 |
一方、水色の点線より右方向は橋梁部分が3像化したものです。緑色の矢線は本来の橋梁が太くなった1像目、紫色の矢線は2像目(上方倒立像)、白色の矢線は2像目に合体した3像目(正立像)を示しています。 |
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幻の橋2 |
橋の実景と比べると、この写真中央より左の黒っぽい橋梁部分がX字型に見えています。このあたりで橋梁がVの文字を横倒しにしたようになっています。 |
白い矢線から右の部分は、見えに難いのですが欄干が上方倒立し3像目と合体して写真右方向へ長く(画面を超えて)続いています。 |
これも上の写真同様、橋梁が3像化したものです。 |
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伸びたり、3像になる車 |
この写真は、動画であれば大変面白い映像なのですが・・・ |
湖岸(守山方面)の湖周道路が上方倒立し、2本のように見えますが、実際は3本の道路に化けているようです。何故なら、水色の矢線先の輝く3つの物体は走行する車ですから、(見分けがつきませんが・・・)道路も3像型の蜃気楼ということになります。 |
白色の矢線先の物体も走行する車です。ビデオ映像では、この車のルーフが伸びて上方倒立像と合体し、すぐその上に縮んだ3つ目の像を伴って走行する様子がうかがえます。 |
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※ 今日(1999年6月6日)は、晴で視界も割合とよかったのでスチルカメラとビデオ
カメラの両方を用意したのですが・・・「さあ!これから」という頃から空は曇りだし、
湖上の視界もヘイズ(モヤ)で悪化するばかりで鮮明な写真やビデオを撮影できません
でした。(-_-;) とは言うものの、鮮明な蜃気楼像は年に2~3回程度出現すれば、い
い方なのですが・・・
今年は、5月から湖上のヘイズがひどくて、写真やビデオの撮影が思うようようにで
きていません。
今後に期待して下さい。 |
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