2021年04月01日に発生した上位蜃気楼(2021年度観測第8号)
| 橋脚支持台(フーチング)の蜃気楼
| | 板塀状の蜃気楼になる西岸
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| Z字(3像)型になる琵琶湖大橋
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■ 2021年4月01日(木)に発生した上位蜃気楼 |
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今回は、蜃気楼観察仲間の冨田正三さんから蜃気楼の発生連絡をメール受けました。
メールに記載のあったアドレス(冨田さんの撮影した画像を動画にしたもの)から動画を拝見しました。面白い
像変化であったことが解りました。
冨田さんの許諾を得て、動画をキャプチャーした画像を紹介します。
(湖上のモヤの影響が強くてキャプチャー画像が不鮮明ですが、ご了承ください。) |
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この写真は、撮影地点から北北東約14km先に位置する琵琶湖大橋を撮影したものです。
写真では、水面と橋脚下部、橋脚の中央部周辺に「薄茶色かグレー」の長方形が見えます。この部分は、橋脚を支える支持台で「フーチング」と呼ばれているものです。本来、この「フーチング」は、撮影地から見えない場合がほとんどですが、「フーチング」が蜃気楼となって湖上に見え出したり、反転して見えているのです。(何故、普段はこの「フーチング」が撮影地から見えないのか?地球が丸いために、その影響により遠方の景色が水平線の下に隠れて見えなくなるためです。)
また、湖面が「線状」の蜃気楼となって湖上に浮かんで見えたり、写真左側の橋の下部の湖岸が水平一直線状になって見える「板塀状」の蜃気楼も発生していることがうかがえます。 |
2021年04月01日(土)、大津湖岸なぎさ公園おまつり広場より撮影(撮影者:冨田正三さん) |
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この写真は、撮影地点から北北東約14km先に位置する琵琶湖大橋方面を撮影したものです。
写真では、中央から左側にかけて、大津市堅田の湖岸が「高さが水平一直にそろった」板塀状の蜃気楼になっています。また、琵琶湖大橋は、本来よりも高く伸びて「水平一直線」状になっています。「風景など遠方の物体が伸びて、高さが水平一直線にそろう」現象は、上位蜃気楼発生時に見ることができる典型的なもので、我々は「板塀状の蜃気楼」と呼んでいます。 |
2021年04月01日(木)、大津湖岸なぎさ公園おまつり広場より撮影(撮影者:冨田正三さん) |
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この写真は、撮影地点から北北東約14km先に位置する琵琶湖大橋方面を撮影したものです。
写真では、琵琶湖大橋の左(西)側が「板塀状の蜃気楼」になって見えます。また、橋は全体的に高く伸びて見えますが、写真の右(東)側では、橋の形状が「Z字(3像)型の蜃気楼」になって見えます。 |
2021年04月01日(木)、大津湖岸なぎさ公園おまつり広場より撮影(撮影者:冨田正三さん) |
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