2021年02月14日に発生した上位蜃気楼(2021年度観測第4号)
| 鉄格子状になる琵琶湖博物館周辺
| | 大津市坂本方面の蜃気楼
| | 湖上の蜃気楼
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| 変化する琵琶湖大橋
| | 最高部周辺で屈曲する琵琶湖大橋
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■ 2021年2月14日(日)に発生した上位蜃気楼 |
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今日も南湖で上位蜃気楼が発生しました。2月6日の第1号から数えて4回目、12日から14日の今日まで
連続3回の発生となります。今年の南湖の蜃気楼は、2月からよく発生します。
湖上は霞んでいるものの、肉眼で何とか琵琶湖大橋が見える程度の視程でした。蜃気楼発生範囲は、久々に
広範囲で、西岸は大津市唐崎以北、東岸は草津市下物町以北でした。撮影した画像から画像処理をして何とか
見えるものを選んで掲載しました。 |
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この写真は、撮影地点から北東約9km先に位置する烏丸半島方面を撮影したものです。写真では烏丸半島港の後方には、琵琶湖博物館が見えています。上段の蜃気楼写真に対する通常風景が下段の写真です。
上段写真では、烏丸半島港のビット(船舶係留杭)が高く伸びて見えます。また、港周辺の公園の地面が茶色の3段になって見えることから3像型の蜃気楼になっています。全体的見ると、湖上に出現した“鉄格子”の様に見えます。 |
2021年02月14日(日)13:49、大津湖岸なぎさ公園おまつり広場より撮影(撮影者:ヒデヨシ会員) |
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この写真は、撮影地点から北約5km先に位置する大津市坂本の湖岸周辺を撮影したものです。上段の蜃気楼写真に対する通常風景が下段の写真です。
上段写真では、湖岸の民家あたり(下段の写真と比較して)の高さまでが伸びて見えます。この部分より上の方では、大きな像変化がないことや観察地点から近いこともあり“鮮明”に見えるので、蜃気楼を見慣れていない人や肉眼で観察している人は通常風景として見過ごす場合があります。 |
2021年02月14日(日)13:51、大津湖岸なぎさ公園おまつり広場より撮影(撮影者:ヒデヨシ会員) |
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この写真は、撮影地点から北北東約14km先に位置する琵琶湖大橋方面を撮影したものです。上段の蜃気楼写真に対する通常風景が下段の写真です。
上段写真をよくみると。湖上の船の前後で、水面の色や波の様子が変わっている部分があります。船より後方の水面は、湖面が伸びて高さが水平一直線状にそろった“板塀状”の蜃気楼になっています。蜃気楼となった水面には、“さざなみ”が見えません。
上段の写真の左に“ボートに乗った3人”の上に反転像が合体して見えています。写真の右側では、白い船が白い正方形状の蜃気楼となって見えています。更に、その右側には、船が3像型の蜃気楼となって見えています。上位蜃気楼は、面白い光景を光景を見せてくれます。 |
2021年02月14日(日)13:52、大津湖岸なぎさ公園おまつり広場より撮影(撮影者:ヒデヨシ会員) |
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この写真は、撮影地点から北北東約14km先に位置する琵琶湖大橋の最高部から東側を撮影したものです。上段の蜃気楼写真に対する通常風景が下段の写真です。
上段写真では、橋の最高部の右周辺が太くなって(伸びて)見えます。また、写真の中央付近でも太くなって(伸びて)見えます。経験上、この部分がやがて“Z”形に変形した3像型の蜃気楼となり、観察者の目を楽しませてくれます。 |
2021年02月14日(日)14:17、大津湖岸なぎさ公園おまつり広場より撮影(撮影者:ヒデヨシ会員) |
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この写真は、撮影地点から北北東約14km先に位置する琵琶湖大橋の最高部周辺を撮影したものです。上段の蜃気楼写真に対する通常風景が下段の写真です。
上段写真では、橋の最高部周辺の両側が(小さいですが)屈曲して見えます。この部分は、3像型の蜃気楼となっています。よく見ると、橋の後方に見えている山の裾野が、上段の写真では2段に分裂している様子が見えます。 |
2021年02月14日(日)14:46、大津湖岸なぎさ公園おまつり広場より撮影(撮影者:ヒデヨシ会員) |
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