2021年02月06日に発生した上位蜃気楼(2021年度観測第1号)
| 変形する琵琶湖大橋
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| 蜃気楼となり見え出した橋脚支持台
| | 琵琶湖大橋の橋脚周辺の蜃気楼
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■ 2021年2月6日(土)に発生した上位蜃気楼 |
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この日は、暖かく上位蜃気楼が発生しそうな日でした。
蜃気楼観測仲間の冨田さんから、南湖で今年第1号の上位蜃気楼を確認したとのメールをいただきました。
冨田さんからのメールでは、「ヘイズ(もや)の影響で見通しは悪いものの、北東からの微風で蜃気楼発生条
件もそろっていた」とありました。今回は、冨田さんから提供していただいた写真を紹介いたします。 |
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この写真は、撮影地点から北北東約14km先に位置する琵琶湖大橋を撮影したものです。
写真では、橋全体が高く伸びています。橋の左端は屈曲して折れ曲がって見えます。また、橋の右方向では、橋の高さが低くなる部分が見えます。この部分は、経験上、時間の経過とともにアルファベットの“Z”字型(3像型)”の蜃気楼になります。 |
2021年02月06日(土)14:58、大津湖岸なぎさ公園おまつり広場より撮影(撮影者:冨田正三さん) |
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この写真は、撮影地点から北北東約14km先に位置する琵琶湖大橋を撮影したものです。
写真では、撮影地から水平線の下に隠れて見えない“橋脚支持台(フーチング)”が、蜃気楼となって水平線の上に“コンクリート”のブロックの様に見えています。また、橋の下の湖面の一部が伸びて“淡いベールの帯”ようになって見えています。この帯状の像は、上位蜃気楼発生時によく見ることができる典型的な蜃気楼像です。 |
2021年02月06日(土)15:55、大津湖岸なぎさ公園おまつり広場より撮影(撮影者:冨田正三さん) |
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この写真は、撮影地点から北北東約14km先に位置する琵琶湖大橋を撮影したものです。
橋は、本来の“アーチ型”の形状を保ちながら高く伸びています。普段は、撮影地から水平線下に隠れて見えない橋脚支持台(フーチング)が蜃気楼となって見えています。写真の中央付近の橋脚とその左の橋脚には、見え出したフーチングの上に2像目のフーチングの蜃気楼像が線状となって現れて見えます。写真左の橋の下には、造船所の建物が伸びて高さがそろった状態で見えています。 |
2021年02月06日(水)16:05、大津湖岸なぎさ公園おまつり広場より撮影(撮影者:冨田正三さん) |
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