2013年5月12日に発生した上位蜃気楼(2013年度観測第6号)
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■ 2013年5月12日(日)に発生した上位蜃気楼 この日も暖かい日で、風も弱く上位蜃気楼が発生しそうな期待のできる日でした。 12:10頃になぎさ公園に到着すると、湖上の視界は良くありませんでしたが、双 眼鏡では琵琶湖大橋よく見えました。橋は通常よりやや太いかな?という状態でし たが、ふだんは水平線の下に隠れて見えないはずの琵琶湖大橋のフーチング(橋 脚支持台)が太くなって見えていました。通常ならば蜃気楼発生後暫くしてからフー チングの蜃気楼が発生するはずなんですが。いきなり、フーチングの蜃気楼が発生 していたのでその後の蜃気楼に期待しましたが・・・ この日は、通常変化する部位よりも低い部分が蜃気楼となり、あまりいい蜃気楼と なりませんでした。
この画像は観測地(なぎさ公園おまつり広場)から約13km沖にある琵琶湖大橋を撮影したものです。上段の画像が蜃気楼、下段の画像がそれに対応する通常風景です。
下段の画像の橋脚の水面方向を見ると橋脚支持台(フーチング)は見えない(琵琶湖の水位によって少し見える日もあある)のですが、上段の画像ではそれが蜃気楼となって現れています。2013年5月12日(日)14:35、大津湖岸なぎさ公園おまつり広場より撮影(撮影者:ヒデヨシ会員)
この画像は、南湖の東岸の守山市木浜町方面を撮影したものです。琵琶湖大橋の東側の橋梁がこの画像の左へと続いています。上段の画像が蜃気楼、下段の画像はそれに対応する通常風景です。
この日の蜃気楼は、いつもなら板塀状の蜃気楼になる高さより低い部分が蜃気楼となり、画像の中央から右よりに“赤いかまぼこ状”の屋根のある建物を見ますと、その建物の屋根よりも低い部分が変形しています。その付近の建物も同じく低い部位が伸びたり反転して見えます。蜃気楼としてはよい物ではありません。この日は、通常よりも低い部位が蜃気楼となり、それよりも上方の部位の変化は見られませんでした。2013年5月12日(日)14:43、大津湖岸なぎさ公園おまつり広場より撮影(撮影者:ヒデヨシ会員)
この画像は、観測地(なぎさ公園おまつり広場)から約13km沖にある琵琶湖大橋の東側(東岸の守山市側)を撮影したものです。
下段の画像では、琵琶湖大橋の橋梁が湖面に接するかのように見えますが、上段では湖面より高い位置に見え、さらにその橋梁と湖面の間に幻の橋(細い線状のもの)が右(東)から左(西)へ伸びています。2013年5月12日(日)14:48、大津湖岸なぎさ公園おまつり広場より撮影(撮影者:ヒデヨシ会員)
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