2014年05月19日に発生した上位蜃気楼(2014年度観測第9号)
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■ 2014年5月19日(月)に発生した上位蜃気楼 今日は、約1週間ぶりに南湖で上位蜃気楼の発生を確認しました。湖上の空気は澄んでいるの で、肉眼でも琵琶湖大橋やその後方の比良山の裾野の変化が分かりました。 一方、観察地(なぎさ公園おまつり広場/大津市中央4)からは、東西の湖岸が蜃気楼になりま せんでした。また、橋の蜃気楼も大規模なものではありませんでした。(これらのことは、今年の 南湖で発生する蜃気楼に共通することです) 同日、北湖に面した小松浜(大津市北小松)からは琵琶湖大橋の堅田方面から守山、近江八幡 彦根、長浜方面に鮮明な蜃気楼が発生し多彩な変化をしながら長時間持続しました。 ※ 5月19日の北湖の蜃気楼については、松井氏のWebページ『ビワコダス』の中の「風の風景 画像集」をご覧下さい。
この写真は、撮影地点から北北東約十数キロメートル沖合いに位置する琵琶湖大橋の東側を撮影したものです。上段の画像は上位蜃気楼で、下段の画像はそれに対応する通常風景です。琵琶湖大橋の最高部から右(東)側の橋梁が他の部位よりもはるかに太くなっています。橋梁が上方に伸びたものです。その太くなった部分から更に右方向で、水面に接して見える橋梁は下位蜃気楼の“下方倒立像”の名残です。普通なら、下段の写真で観ての通り、水面と橋梁の間には空間があり、決して水面と橋梁が接して見えません。
画像の左から見て1本目の橋脚周辺を上段と下段で比べてよく見ると、後方の比良山の裾野が上方に反転している様子がはっきりと見えます。2014年5月19日(月)12:47、大津湖岸なぎさ公園おまつり広場より撮影(撮影者:房英夫会員)
この写真は、撮影地点から北北東約十数キロメートル沖合いに位置する琵琶湖大橋東側を撮影したものです。上段の画像は琵琶湖大橋の東側の橋梁を良く見ると“Z字”に変形しつつ見えます。
画像の左から見て、琵琶湖大橋の1本目の橋脚の直ぐ右には、比良山の裾野が突き出した角のように見えます。2014年5月19日(月)13:04、大津湖岸なぎさ公園おまつり広場より撮影(撮影者:房英夫会員)
この写真は、撮影地点から北北東約十数キロメートル沖合いに位置する琵琶湖大橋を撮影したものです。上段の画像は琵琶湖大橋が上位蜃気楼になった姿で、下段の画像はそれに対応する実景です。上段と下段の画像を比べると、最高部から右(東)方向に橋梁が細くなって、途中から逆に太くなって見えています。
比良山の反転した裾野が右(東)方向へ拡がって見えます。2014年5月19日(月)13:16、大津湖岸なぎさ公園おまつり広場より撮影(撮影者:房英夫会員)
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