2014年04月24日に発生した上位蜃気楼(2014年度観測第4号)
| 蜃気楼の始まり
| | 角状に変化する東側橋梁| | 針状になる琵琶湖大橋
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| 分裂して見える琵琶湖大橋
| | 橋脚台の蜃気楼
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■ 2014年4月24日(木)に発生した上位蜃気楼 久々に南湖で上位蜃気楼が発生しました。今年は、南湖よりも北湖での上位蜃気楼の発生が 多いようです。今日は、湖上の大気の澄み具合はやや良いほうでした。 琵琶湖大橋や東西の湖岸は、派手な蜃気楼とはなりませんでした。一方、琵琶湖大橋の橋脚 台(フーチング)は観察地からふだん水平線の下に隠れて見えないのですが、蜃気楼となって水 平線の上で伸びたり、2~3像型の蜃気楼となって見えました。
■ 蜃気楼の始まり
この写真は、撮影地点から北北東約十数キロメートル沖合いに位置する琵琶湖大橋を撮影したものです。上段の画像は上位蜃気楼で、下段の画像はそれに対応する通常風景です。上段と下段の画像を比較すると、画像中央からやや右の橋梁は部分的に太くなって見えます。南湖で上位蜃気楼が発生する時は、ほとんど琵琶湖大橋の東(画面では右)側の橋梁が太くなりだすことで始まります。 2014年4月24日(木)13:43、大津湖岸なぎさ公園おまつり広場より撮影(撮影者:房 英夫会員)
この写真は、撮影地点から北北東約十数キロメートル沖合いに位置する琵琶湖大橋を撮影したものです。上段の画像は上位蜃気楼で、下段の画像はそれに対応する通常風景です。上段の画像では、橋梁が高く伸びて水平に変化して見えます。画像の中央付近の橋梁(黒い見える部分)は2本の角のように変化しています。 2014年4月24日(木)14:38、大津湖岸なぎさ公園おまつり広場より撮影(撮影者:房 英夫会員)
この写真は、撮影地点から北北東約十数キロメートル沖合いに位置する琵琶湖大橋を撮影したものです。上段の画像は上位蜃気楼で、下段の画像はそれに対応する通常風景です。上段と下段の画像を比較すると、上段の画像では、橋梁が高く伸びて水平に変化して見えます。画像の中央から左方面の橋梁(黒い見える部分)は“針状”に変化しています。また、その後方では太くなった白い欄干部分に橋梁がジグザグ状に入込んで見えます。 2014年4月24日(木)14:39、大津湖岸なぎさ公園おまつり広場より撮影(撮影者:房 英夫会員)
この写真は、撮影地点から北北東約十数キロメートル沖合いに位置する琵琶湖大橋を撮影したものです。上段の画像は上位蜃気楼で、下段の画像はそれに対応する通常風景です。上段の画像は、アルファベットの“V”の字を横にして押しつぶした様な形(3像型)の蜃気楼になっています。また、画面右端に見える東岸の守山市木浜周辺が板塀状の蜃気楼になっています。
※ 蜃気楼画像と通常風景を撮影した位置が違うので、湖上の屋根状の物体(南湖湖心局)や東岸の建物の位置がずれて見えます。2014年4月24日(木)14:42、大津湖岸なぎさ公園おまつり広場より撮影(撮影者:房 英夫会員)
■ 橋脚台の蜃気楼
この写真は、撮影地点から北北東約十数キロメートル沖合いに位置する琵琶湖大橋を撮影したものです。上段の画像は上位蜃気楼で、下段の画像はそれに対応する通常風景です。下段の画像を見ると、水平線と橋の橋脚の間には何も見えません。しかし、実際には橋脚台(フーチング)があります。上段の画像では、観察地からふだん水平線下に隠れて見えない橋脚台が蜃気楼となって2つ見えています。 2014年4月09日(水)12:46、大津湖岸なぎさ公園おまつり広場より撮影(撮影者:房 英夫会員)
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