| まゆ毛状になる琵琶湖大橋| | 細くなる琵琶湖大橋|
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■ 2008年5月07日(水)に発生した上位蜃気楼 昨日に引き続き、今日も蜃気楼が発生しました。今年の蜃気楼は、気温があまり上昇しないた
めか、例年のように活発な像変化をする蜃気楼が出現してくれません。また、蜃気楼の発生時間
も遅く感じます。
今日の蜃気楼も琵琶湖大橋方面のみが蜃気楼となっただけで、昨日と同様に蜃気楼としては
地味な部類に入る蜃気楼でした。
上段の写真は、琵琶湖大橋最高部周辺の橋梁が“まゆ毛”状に太くなって(伸びて)見える蜃気楼です。下段の通常時の琵琶湖大橋と比べると、橋梁が太くなっていることと、橋全体が水面に対して少し伸びていることが分かります。 2008年05月07日(水)15:24、大津市なぎさ公園おまつり広場より撮影(撮影:房 英夫会員)
下段の通常の琵琶湖大橋と上段の蜃気楼となった琵琶湖大橋を見比べると、琵琶湖大橋が全体的に細くなっていることが分かります。また、アーチ型の琵琶湖大橋が上方に伸びて橋梁が水平に近い姿になっています。写真では琵琶湖大橋の西側橋梁(写真の左端)の下にある建物(造船所)が上方に伸びていることが分かります。 2008年05月07日(水)16:26、大津市なぎさ公園おまつり広場より撮影(撮影:房 英夫会員)
上段の蜃気楼写真と下段の通常時の写真を比較すると、矢印が指し示す辺りの堅田(大津市)の湖岸が板塀状の蜃気楼となっています。また、琵琶湖大橋全体も上方へ少し伸びており、直線状に近い形になっています。先に述べた、湖岸に見える造船所(各写真の中央やや左)は、上方に大きく伸びています。よく見ると、観測地点からふだん水平線の下に隠れて見ることのできないフーチング(橋脚支持台)もかすかに見え出しています。 2008年05月07日(水)16:44、大津市なぎさ公園おまつり広場より撮影(撮影:房 英夫会員)
下段の通常時の写真と上段の蜃気楼を比較すると、琵琶湖大橋が全体的に細くなって、上方に伸びて見えます。写真右端に(琵琶湖大橋の東方面)見える橋梁が、部分的に太くなっています。この日は、この太くなった部分がZ字型(3像型)の蜃気楼に移行しませんでした。(ほとんどの場合、この状態からZ字型の蜃気楼に変化します。) よくみると、上段の写真の水平線の上に白い帯状のものが見えます。琵琶湖大橋よりも後方の湖面が板塀状の蜃気楼になっているためです。 2008年05月07日(水)16:57、大津市なぎさ公園おまつり広場より撮影(撮影:房 英夫会員)
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