2007年5月24日
琵琶湖南湖に発生した上位蜃気楼
|蜃気楼化する琵琶湖大橋東側| |板塀状化する東岸の守山市方面1| |板塀状となる湖面|
|板塀状化する東岸の守山方面2| |板塀状化する西岸の大津市堅田方面|
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■ 2007年5月24日(木)、琵琶湖南湖に発生した上位蜃気楼について |
久々に、3日連続で上位蜃気楼が発生しました。琵琶湖大橋の東側から蜃気楼化が始まり、東側 の守山市や西が湾の大津市堅田・雄琴あたりまでが上位蜃気楼になりました。しかしながら、大規 模な蜃気楼とまではなりませんでした。 |
南湖で蜃気楼が発生する時の殆どが琵琶湖大橋の東側橋梁に像変化(兆候)が現れます。
写真上段は12時45分に撮影したものです。5月22日の東側の蜃気楼化(部分的に太くなる)と異なり、水面と接するかのように見える東側の橋梁全てが太くなって見えます。
写真下段は13時36分に撮影されたものですが、同じ東側橋梁の橋脚が見え、その上の橋梁部分の非常に狭い範囲で3像化しています。(圧縮されたようになっているので一像目、二像目、三像目が合体しています。)撮影者:房 英夫会員
東側の守山市木浜町・赤野井町方面の対岸が板塀状の上位蜃気楼となった様子です。 撮影者:房 英夫会員/撮影時刻:13時:39分
■ 板塀状となる湖面
琵琶湖大橋下部の湖面が板塀状の蜃気楼となった様子です。はっきりと分かる湖面と橋の間にあるグレーの帯状のものが湖面が“板塀状化”したものです。そのため、写真左の橋の下部の建物(杢兵衛造船所)が、下から押しつぶされたように縮んで見えます。 撮影者:房 英夫会員/撮影時刻:13時40分
南湖の東岸の守山市木浜町方面が板塀状の上位蜃気楼になった様子です。 撮影者:房 英夫会員/撮影時刻:13時40分
南湖の西岸、大津市堅田方面が板塀状の上位蜃気楼になった様子です。この写真の水面と陸地の間を見ると、白っぽい帯状の中に茶色っぽいものや灰色っぽい帯状のようなものが見えています。一見すると、生垣か生簀のようにも見えます。これは、湖面と陸地の付近が上位蜃気楼になったため水面と陸地の正立像(一像目)と倒立像(二像目)が上下に重なった像となりました。普段の風景を見慣れている人でも、このような蜃気楼像を見ると「一体何が見えているんだろう?」と思ってしまいます。普段の風景を知らない人は、各自で思い描たイメージとなることでしょう。大げさに言えば、「人を欺く蜃気楼像」といえます。 撮影者:房 英夫会員/撮影時刻:13時40分
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