2006年3月25日
琵琶湖南湖に発生した上位蜃気楼

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■ 2006年3月25日(土)、琵琶湖南湖に発生した上位蜃気楼について
   
  この日は、素晴らしく大気が澄んでおり、琵琶湖大橋よりも遠方になる伊吹山や金糞岳
 が肉眼ではっきり見えました。久々にクリアーな状態での観測でしたが、この時期の蜃気
 楼観測の悩みの種であるヨット。優雅に湖上を進んでいるのですが・・・マーフィーの法則
 に当てはまるかのように琵琶湖大橋がZ字型になると、その姿を隠すかのようにヨットが
 視野に入ってきます。
  蜃気楼の状況は、琵琶湖大橋が下写真のように一部分が太くなったり、Z字型(3像型)
 眉毛状に変化したりしました。対岸の方の変化では、西側の大津市堅田方面の湖岸が伸びたりしました。
  上位蜃気楼の発生原因である気温の逆転層の境界層と思われる層が“茶褐色の帯”として視覚化して
 見えていました。その範囲は西側の堅田(大津市)から東岸の木浜町(守山市)まで茶褐色の帯がかかっ
 て見えていました。

 

 

 

 

■ 部分的に太くなる橋
060325_14h30.jpg (33488 バイト)
琵琶湖大橋の東側の橋梁が太くなった姿。この後、この部分はアルファベットの“Z”のような形に変形しました。この写真では少々見難いかもしれませんが、橋上を走行する車が伸びて見えています。

撮影者:房英夫会員(14:30撮影/900mm相当の望遠レンズで撮影)

 


 
 

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