10cmの新雪の中、恒例のどんどが行われる


風の風景 No.627

2018年1月14日(日)は、西高東低の気圧配置が緩み始め穏やかな朝を迎えた。
昨夕から雪が積もり深夜には数cmになっていたが、その後はあまり降らず早朝は約10cmの積雪となった。
雪情報によると、午前6時の積雪量は、中河内174cm、柳ケ瀬66cm、中之郷28cm、
木ノ本10cm、大浦2cm、今津5cm、安曇川田中7cm、長浜0cm、東近江市栗田新田0cmとなっていた。
北小松・南小松で10cm、和邇5cmで中雪と言えそうだ。北小松樹下神社では恒例のどんど焼きが行われた。
冷たいが風のない穏やかな朝で、午前6時に恵方(丙:南南東)から火がつけられ、氏子の無病息災を願う炎が一気に夜明け前の空を照らした。
3日ほど前はヒアラシのケシキであったが、昨夜からは下記画像1に見るように雪雲は琵琶湖中部へ流れ込んだ。
下記画像5に見るように高層の気圧の谷が東へ移動した後に今回のように雪のケシキになることが多い。
850hPa面(約1,500m高度)の風の流線は、雪雲の流れと大体一致している。
写真4に見るように早朝のビワコダス北小松気象観測機(stationK)は雪で覆われていたが、日中には風向・風速計が正常な動作をしていた。
日中は雪は降っていないが、雪解け水は雨が降ったかのように計測されることになる。
南小松アメダスではこのようなことは起きず、正確に降水量に対応している。
番号説明をクリックすると画像が現われます 画面の輝度を明るくしてご覧下さい
2018.01.13.22:05の雪雲の様子:JMA(日本気象協会)レーダー
どんどが始まった北小松樹下神社境内
積雪と無風で風向・風速計停止の早朝の北小松気象観測所
2018.01.13.21:00 高層天気図 …500hPa高度・渦度…
2018.01.13.21:00 高層天気図 …850hPa気温・相対湿度・風流線…
<参考>
★多くのブラウザで鑑賞可能です(PC、iPone、Tablet等)。(JavaScript対応)。
)BiwakodasAmedasSimowes風情報
)10分毎:地上等圧線自動描画&風情報(三角形要素法)
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