彦根市松原の初冬のハサボシ
彦根の松原では毎年初冬になると浜に赤いかぶらや大根が干されている光景に出会います。
森島さんというお漬物屋さんが乾かしておられます。「かぶらぼし」は「ハサボシ」ともいうそうです。
これは、NHKのKさんからお聞きしました。かぶらは夏も終わりの8月末から9月初め頃に種を蒔くそうです。
2月ほどすると、赤い野球のボールくらいのおいしいかぶらに成長するということです。
奇跡ともいえる自然からの有り難い恵みです。この赤かぶらを浜で乾かすのに季節の風を利用しています。
湖から来る風は、赤かぶらの皮を乾燥させるのに、もってこいの風ということです。
1996年11月16日に松原を訪れ、赤かぶらを乾かす風の正体を探りました。
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