夜の下位蜃気楼2(2014年01月14日撮影)
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久々に夜の下位蜃気楼を撮影してみました。下位蜃気楼の発生条件は湖上の空気の温度が表層湖水温より低いこと。ですから、秋冬だけでなく、湖上に湖水温より冷たい空気が存在する時間なら一年を通して、また昼夜とわずに発生します。ここのサイトに掲載した「夜の下位蜃気楼1」は平成7年にフィルムで撮影したもので、フィルムを現像するまで適正露出かどうか分からなかった時代です。現在は、デジタル一眼カメラで撮影するので、適正露出かピントの具合も直ぐに分かります。下位蜃気楼なら、いつでも撮影できると思いながら再度撮影するまで約20年近く経ってしまいました。
撮影した夜の下位蜃気楼の画像を見ると、改めて「幻想的だなぁ」と感じます。
凸レンズ状になる琵琶湖大橋の下位蜃気楼
琵琶湖大橋が湖上に浮かぶUFOの様に見えています。湖面に反射して映ったかのように見える橋梁が下方倒立像(幻の橋)です。日中の湖面を思い出してみてください。湖面に湖岸や琵琶湖大橋が反射して映って見えたjことがありましたか?この写真で、湖上の反射像は長時間露光のために、橋の中央付近のライト群が尾を引いたように線状に見えています。
幻想的な風景に見える下位蜃気楼
この画像は、草津市烏丸半島方面を撮影したものです。画像の左付近が特にSF映画で出てきそうな、どこかよその惑星の宮殿の様に見えています。実は、ライトアップされた湖岸の木々とその下方倒立像が作り出した幻影です。更に、画像中央やや右寄りに見える赤く光る鉄塔(風車)が前述のSF的な雰囲気を高めています。
■ 湖上の反射像
湖面の反射による像の例
この画像は、撮影地(なぎさ公園おまつり広場)から割合近い対岸の湖岸を撮影したものです。この画像の様に、湖面に建物の反射像(鏡に映したような像)が映っていません。波の影響で建物の鮮明な反射像は映らずに、長く伸びた線状のものが映っています。肉眼ではわかり辛いと思いますが、カメラで撮影するとよく分かります。
夜の下位蜃気楼は、湖面の反射像と間違いやすいので注意が必要です。
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