なぎさ公園おまつり広場からの蜃気楼観望方向
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■ なぎさ公園おまつり広場からの蜃気楼観望方向
■ どの方面に蜃気楼がみられるか?
① 図のようになぎさ公園おまつり広場から上位蜃気楼は、青色の矢線が示す方向に一番発生しやすいのです。
いずれも10km以上遠方になります。
琵琶湖大橋東側が蜃気楼化すると湖岸の守山市・烏丸半島方面に蜃気楼が現れやすいようです。
湖岸守山・烏丸半島まで蜃気楼が発生し出すと、湖岸の堅田方面に蜃気楼が発生しやすくなります。
この状態になれば、琵琶湖大橋がZ型やX型になったりします。もちろん、橋上を走行する車も伸びたり、縮
んだり、2像や3像の蜃気楼になります。また湖岸の守山・烏丸方面も風景が板塀状になったり、道路を走行
する車が伸びたり、2~3像になる光景が見らる頻度も高くなります。② 距離的には10km前後ですが堅田方面は守山方面よりも蜃気楼発生率が下まわります。しかし、①の状
態になれば、堅田方面にも蜃気楼が現れ、堅田の観覧車が伸びたり、縮んだりします。うまくすれば、観覧
車はチョコレートが溶けるかのように“グニャグニャに歪む光景”が見られるかもしれません。
頻度的には少ないのですが、琵琶湖大橋西側の橋梁が逆Z型に変形することもあります。③ 上記の①、②よりはるかに発生頻度が少ないのですが、湖岸の雄琴・坂本方面や草津市の北山田方面ま
で蜃気楼が発生する場合もあります。特に、草津市の北山田方面は、なぎさ公園おまつり広場から近いため
に鮮明な蜃気楼像が見られます。また、湖上唐崎沖の南湖湖心局(おまつり広場から約4.5km先)は、複雑な
変形をすることもあります。
前述しましたように、蜃気楼が見られる一番近い距離が4~5km前後と判断できます。光が曲線を描くとい
っても温度差の問題もあって非常に緩やかに弧を描くと思われますから、このような距離が必要なのでしょう。
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