2020年03月21日に発生した上位蜃気楼(2020年度観測第6号)
| 板塀状蜃気楼になる東岸(守山市)| | 分裂する比良山の裾野
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| 高く伸びた橋梁と幻の橋
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■ 2020年3月21日(土)に発生した上位蜃気楼 |
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蜃気楼が午後直ぐにでも発生しそうな日でした。しかし、琵琶湖大橋はなかなか変化してくれません。双眼鏡
で観察すると激しく琵琶湖大橋の像が揺らいでいる(13:00頃)だけでした。
琵琶湖大橋より遠方に位置する比良山は、ふだん水平線に没している裾野の部分が現れ始めていました。
北湖の方では蜃気楼が発生している?ような感じでした。
風向は南湖の蜃気楼の発生に不利な南西の風が続き、16:00頃から急に風向が北東よりのやや強い風に変
わって暫くすると琵琶湖大橋最高部周辺が太くなりだしました。琵琶湖大橋の東側がZ字型の蜃気楼になるか
と期待しましたが・・・この日は、地味な?蜃気楼で終わりました。
蜃気楼観察仲間Iさんの「四季の散歩(ブログ)」の3月21日のサイトにも掲載されています。 |
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この写真は、撮影地点から北北東約14km先に位置する守山市木浜方面を撮影したものです。上段の蜃気楼写真に対する通常風景が下段の写真です。
上段と下段の写真を比較すると、ビル群手前の湖岸の風景の高さがほぼそろった“板塀”状蜃気楼になっています。 |
2020年03月21日(土)16:52、大津湖岸なぎさ公園おまつり広場より撮影(撮影者:ヒデヨシ会員) |
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この写真は、撮影地点から北北東約14km沖合いに位置する琵琶湖大橋と更に遠方に位置する比良山方面を撮影したもので、上段の蜃気楼写真に対する通常風景が下段の写真です。32.8 38.8
下段の写真のAの部分が、ふだん撮影している地点から見える比良山の裾野が湖面に没して見える地点(高島市高島/32.8km遠方)てす。上段の写真では、橋全体が高く伸びて見えます。また、Bの部分の左右で裾野が上下に分裂して見えます。Bより右に続いて見えている二対の線状の部分は、水平線に隠れて見えないはずの裾野(陸地)部分です。推定すると最大で高島市安曇川町北船木(約39km遠方)が蜃気楼として見えています。
上段の写真のCの部分あたりには本来の橋が蜃気楼となった“幻の橋”が見えています。 |
2020年03月21日(月)16:59、大津湖岸なぎさ公園おまつり広場より撮影(撮影者:ヒデヨシ会員) |
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この写真は、撮影地点から北北東約14km沖合いに位置する琵琶湖大橋の東側を撮影したものです。上段の蜃気楼写真に対する通常風景が下段の写真です。(※ 下段の写真に見える家の屋根の様な建物は2019年に解体撤去され、現在ありません)
上段の写真では、琵琶湖大橋が高く見えます。高く見えている橋も蜃気楼となった像です。右端には東岸の守山市木浜が“板塀”状の蜃気楼になっています。また、湖面と高くなった橋梁の間に“黒い線”状のものが水平に見えています。この部分は、橋梁が蜃気楼となって“幻の橋”です。 |
2020年03月09日(月)15:30、大津湖岸なぎさ公園おまつり広場より撮影(撮影者:Tさん会員) |
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