2013年5月09日に発生した上位蜃気楼(2013年度観測第5号)
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■ 2013年5月09日(木)に発生した上位蜃気楼 今日は朝から暖かく上位蜃気楼が発生してもよさそうな日でした。11:50には既 に琵琶湖大橋の東西の橋梁が屈曲しており、この日は久々に変化に富む蜃気楼と なりました。蜃気楼発生方向は、琵琶湖大橋、琵琶湖大橋後方の比良山の裾野、 西岸の大津市堅田でした。 この日、湖上の大気の澄み具合は今年一番で、観測地(なぎさ公園)から肉眼で 約13km遠方の琵琶湖大橋、更に遠方の比良山の裾野が肉眼ではっきりと見ること ができました。
この画像は観測地(なぎさ公園おまつり広場)から約13km沖にある琵琶湖大橋を撮影したものです。上段の画像が上位蜃気楼、下段の画像がそれに対応する通常の風景です。
上段の画像では、琵琶湖大橋の最高部の橋梁が細く、その周辺が異常な太さ(しかも不均一)になっています。上段の画像の中央に見える橋脚の後方には階段状になる比良山の裾野とその倒立像の一部が見えます。2013年5月09日(木)13:11、大津湖岸なぎさ公園おまつり広場より撮影(撮影者:房 英夫会員)
この画像は観測地(なぎさ公園おまつり広場)から約13km沖にある琵琶湖大橋を撮影したものです。上段の画像が上位蜃気楼、下段の画像がそれに対応する通常の風景です。
上段の画像では、琵琶湖大橋がアート型の形状から水平一直線状に変化しています。また、画像の右(東)側の橋梁がZ字型(3像型)の蜃気楼、左側の橋梁はV字型(3像型の蜃気楼)に分裂して見えます。橋の最高部から見て、左の橋脚の左に見える白っぽい建物(杢兵衛造船所)の屋根の一部が倒立して橋梁の下に見えています。
上段の画像の中央に見える橋脚の後方には(ふだんはこのあたりで比良山の裾野が水平線の下に隠れてしまう)、水平線に隠れているはずの比良山の裾野の一部が橋梁と同じ高さまで反転して見えています。2013年5月09日(木)15:09、大津湖岸なぎさ公園おまつり広場より撮影(撮影者:房 英夫会員)
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