2014年04月26日に発生した上位蜃気楼(2014年度観測第6号)

 

太くなる東側橋梁 |  分裂する橋梁| | 板塀状になる東岸

  
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■ 2014年4月26日(土)に発生した上位蜃気楼
   
   南湖でここ数日発生した上位蜃気楼は、あまりぱっとしません。今日も同様で、期待をもたせな
  がら結局地味な蜃気楼でした。
   私は今年度一度も上位蜃気楼を琵琶湖で見ていません。上位蜃気楼が平日に発生したり、休
  日が天候に恵まれなかったり・・・と。20年近く上位蜃気楼を観察してきましたが、4月の今の時
  期で一度も自分の目で観察していないのは初めてです。早く自分の目で蜃気楼を見てみたいと
  思っているのですが、こればかりは自然相手なのでどうにもなりません。


 

 

■ 太くなる東側橋梁
   
Web_2014042612h09m_Bridge.jpg (103219 バイト)
 この写真は、撮影地点から北北東約十数キロメートル沖合いに位置する琵琶湖大橋の東側を撮影したものです。上段の画像は上位蜃気楼で、下段の画像はそれに対応する通常風景です。通常、線状に細く見える橋梁が上段の画像では、太くなって(伸びて)見えます。また、普通見難い橋の白い欄干が蜃気楼となって白くたなびく雲か煙のようになって見えています。
※ 上段と下段の写真を撮影した場所が少し違う為に、湖上に見える屋根型の建物(南湖湖心局)や右端の湖岸の建造物の位置がずれて見えます。

2014年4月26日(土)12:09、大津湖岸なぎさ公園おまつり広場より撮影(撮影者:房 英夫会員)

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■ 分裂する橋梁
   
Web_2014042612h39m_Bridge.jpg (102431 バイト)
 この写真は、撮影地点から北北東約十数キロメートル沖合いに位置する琵琶湖大橋東側を撮影したものです。上段の画像は上位蜃気楼で、下段の画像はそれに対応する通常風景です。上段の中央付近の画像では、橋梁が2本に分裂して見ます。画面右端に見える守山市の湖岸も不鮮明ながら板塀状の蜃気楼になっています。
※ 上段と下段の写真を撮影した場所が少し違う為に、湖上に見える屋根型の建物(南湖湖心局)や右端の湖岸の建造物の位置がずれて見えます。

2014年4月26日(土)12:39、大津湖岸なぎさ公園おまつり広場より撮影(撮影者:房 英夫会員)

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■ 板塀状になる東岸
   
Web_2014042613h28m_Yamaga.jpg (106313 バイト)
 この写真は、東岸の烏丸半島から守山市の赤野井方面を撮影したものです。上段の画像は上位蜃気楼で、下段の画像はそれに対応する通常風景です。上段の画像を見ると、湖岸の地面付近が大きく伸びています。全体として地面が右上がりの直線状に伸びています。画像では左端が切れて見えませんが、実際は湖岸がくさび状の蜃気楼となっています。普通は、湖岸が伸びて高さが水平一直線状になる“板塀状の蜃気楼”になるのですが・・・時々、右上がり、左上がり、階段状に伸びる蜃気楼が見られます。

2014年4月26日(土)13:28、大津湖岸なぎさ公園おまつり広場より撮影(撮影者:房 英夫会員)

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