2012年4月19日に発生した上位蜃気楼(2012年度観測第4号)

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■ 2012年4月19日(木)に発生した上位蜃気楼
    
   昨日(18日)は、琵琶湖大橋に伸びが確認できたので上位蜃気楼の発生を期待しましたが、
 上位蜃気楼の特徴的な変化を確認できませんでした。
  今日は、上位蜃気楼が発生しましたが湖上の靄(もや)のために終始観察し難い状態でした。
 前回までは、湖上の大気の透明度が良かったのに・・・やはり、上位蜃気楼発生シーズンの湖上に
 は靄が付きまといます。靄の影響で、デジカメで撮影した画像は不鮮明です。パソコンによる画像
 処理で何とか分かる画像にしましたが、それでも見難い画像となっていることをご了承ください。


  

 

 

 

 横V字型になる琵琶湖大橋
   
pre-V_120419_11h47m.jpg (99069 バイト)
 この画像は、琵琶湖大の橋東側を撮影したものです。上段の画像は上位蜃気楼、下段の画像はそれに対応する通常風景です。
 上段と下段の画像を見比べると、上段の画像の中央から右にかけて橋梁が2本に分裂していることが分かります。右の画像の赤い矢印の指し示す縦長の長方形は、橋上を走行する車が変化した(2~3像型の蜃気楼になった)ものです。

2012年4月19日(木)11:47、大津湖岸なぎさ公園おまつり広場より撮影(撮影者:房 英夫会員)

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 変化する琵琶湖大橋
  
bridge01_120419_11h50m.jpg (101711 バイト)
 この画像は、琵琶湖大橋を撮影したものです。上段の画像は上位蜃気楼、下段の画像はそれに対応する通常風景です。
 上段と下段の画像を比較すると、上段の画像では橋の最高部の両側が通常より太くなり、最高部は細くなっています。このように見比べると分かりますが、琵琶湖大橋の通常の形を熟知していないとこの変化に気づかないでしょう。一方、右側の橋梁が通常よりも太くなって(伸びて)いることが分かります。また、赤色の矢印指し示す先には、一部が伸びた杢兵衛造船所(大津市堅田)が写っています。

2012年4月19日(木)11:50、大津湖岸なぎさ公園おまつり広場より撮影(撮影者:房 英夫会員)

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 横V字型になる琵琶湖大橋2
   
bridgeV_120419_11h58m.jpg (100343 バイト)
 この画像は、琵琶湖大橋の最高部から右(東)側を撮影したものです。上段の画像は上蜃気楼、下段の画像はそれに対応する通常風景です。
 上段の画像は、先に紹介した「横V字型になる琵琶湖大橋」と同様の変化ですが、こちらの方が明確に“横V字型”に見えます。この部分は3像型の蜃気楼になっています。また、下段と比べると上段の琵琶湖大橋は高く伸びるとともに、横V字になるまでの橋梁は細くなっていることが分かります。

2012年4月19日(木)11:58、大津湖岸なぎさ公園おまつり広場より撮影(撮影者:房 英夫会員)

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 Z字型になる琵琶湖大橋
   
pre-Z_120419_14h56m.jpg (96702 バイト)
 この画像は、琵琶湖大橋を撮影したものです。上段の画像は上位蜃気楼で、下段の画像はそれに対応する通常風景です。
 上段の画像では、橋の真中より少し右(東)方向の橋梁が部分的に太くなって見えます。この部分を拡大してみると“Z”型になって見えます。つまり3像型の蜃気楼になっています。“琵琶湖大橋のZ型の橋”といっても、いつも同じ場所、同じ形とは限りません。明確に“Z”に見える場合やこの画像のように小規模な変化(Z型)もあります。

2012年4月19日(木)14:56、大津湖岸なぎさ公園おまつり広場より撮影(撮影者:房 英夫会員)

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