2011年4月1日に発生した上位蜃気楼(2011年度観測第3号)
|異常に太くなる東側橋梁| |伸びる烏丸半島周辺|
|板塀状になる琵琶湖博物館手前の湖岸| |板塀状になる守山市木浜方面| |まゆ毛状になる琵琶湖大橋|
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■ 2011年4月1日(金)に発生した上位蜃気楼 4月になり、ようやく春らしさを感じる日で、午前中から暖かな日で、上位蜃気楼が午後には発生
するのではないかと思われました。
12:00過ぎから琵琶湖大橋の東側の橋梁に変化が現れました。そして、琵琶湖大橋の東側橋梁の
一部分が異常に太くなりました。何時もなら、この部分がZ字型に変化するはずでしたが・・・この
日は橋梁が異常に太くなるだけに留まりました。一方、東岸や西岸が板塀状の蜃気楼化となりまし
た。発生持続時間は短いものでしたが、撮影した蜃気楼画像をご紹いたします。
この写真は、琵琶湖大橋の最高部を中心に、その東西を撮影したものです。写真の中央(橋の最高部)から直ぐ右の橋脚から右(東)側へ4本目から5本目の橋脚の間の橋梁が異常に太くなって(伸びて)見えます。また、同様の数え方で、5本目と6本目の橋脚の間の橋梁の上に縦長の物体が見えます。これは、橋上を走行する車が伸びたものです。 2011年4月1日12時47分、大津市なぎさ公園おまつり広場より撮影(撮影者:房 英夫会員)
この写真は、東岸の草津市烏丸半島周辺を撮影したものです。写真の右端付近には、琵琶湖博物館が少し見えています。
写真の左から中央よりやや右にかけて、湖岸の風景が伸びています。2011年4月1日12時58分、大津市なぎさ公園おまつり広場より撮影(撮影者:房 英夫会員)
この写真は、東岸の烏丸半島にある琵琶湖博物館方面を撮影したものです。
琵琶湖博物館の手前の湖岸は、烏丸半島港になっており、この写真では港のビット(船舶係留杭)と港周辺の地面が伸びと倒立像が複合して、水平一直線状の帯になって見えています。この様な状態を板塀状の蜃気楼と呼んでいます。2011年4月1日13時01分、大津市なぎさ公園おまつり広場より撮影(撮影者:房 英夫会員)
この写真は、東岸の守山市木浜方面を撮影したものです。
湖岸の風景の高さが、水平一直線状の帯に見えます。つまり、板塀状の蜃気楼になっています。2011年4月1日13時01分、大津市なぎさ公園おまつり広場より撮影(撮影者:房 英夫会員)
この写真は、琵琶湖大橋の最高部を中心に撮影したものです。
写真を見ると、橋の橋梁の太さが異なることに気づきます。最高部の橋梁が一番細く、その両側の橋梁が途中から急激に太くなっています。また、写真の中央(橋の最高部分)から直ぐ右の橋脚から5本目の橋脚の上の橋梁に縦長の長方形の物体があります。この物体は、橋上を走行する車が伸びたものです。2011年3月13日13時04分、大津市なぎさ公園おまつり広場より撮影(撮影者:房 英夫会員)
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