2011年2月27日に発生した上位蜃気楼(2011年度観測第1号)
|横倒しのV字型になる東側橋梁| |Z字型になる東側橋梁|
|東岸守山市方面の板塀状蜃気楼|
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■ 2011年2月27日(日)に発生した上位蜃気楼 今年の2月は暖かくなってきたかと思うと寒い日が続いたり・・・と上位蜃気楼発生には中々不
利な天候が続いていました。
この日は、暖かな日で上位蜃気楼発生の期待が高まりました。琵琶湖大橋の変化からは、上位
蜃気楼が発生しそうに思えました。待つこと数時間、15:30頃に琵琶湖大橋の最高部から東側の
橋梁が異常に太くなり始め、蜃気楼化が始まりました。
あいにく、湖上の視程は良なく、撮影した画像も不鮮明ですが画像処理を加えて観賞に耐えられ
るものを3点選びました。ご覧ください。
この写真は、琵琶湖大橋の最高部から東側の橋梁にかけて撮影したものです。画像の左に見える橋脚から6本目あたりの橋脚あたりから橋梁が二重(横倒しのV字型)になり始め、東の守山側へと続いています。
この部分は元の橋梁が3像型の蜃気楼になったものです。2011年2月27日15時34分、大津市なぎさ公園おまつり広場より撮影(撮影者:房 英夫会員)
この写真は、琵琶湖大橋の最高部から東側の橋梁を撮影したものです。画像の左に見える橋脚から5~6本目あたりの橋脚で、橋梁がZ字型(3像型)の蜃気楼になっています。橋梁がZ字型に変形するのは、琵琶湖大橋のアーチ型によるものです。 2011年2月27日(日)15時58分、大津市なぎさ公園おまつり広場より撮影(撮影者:房 英夫会員)
この写真は、東岸の守山市木浜町方面を撮影したものです。この画像を見ると、対岸の風景(高い建築物を除く)の高さが水平一直線状にそろっています。この状態は、対岸の低い風景が伸びたり上方倒立したものが合体して、高さのそろった帯状に見えています。このような様子を“板塀状の蜃気楼”と我々は呼んでいます。板塀状蜃気楼は、最もよく見ることが出来る上位蜃気楼像です。 2011年2月27日(日)16時27分、大津市なぎさ公園おまつり広場より撮影(撮影者:房 英夫会員)
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