2010年5月09日に発生した上位蜃気楼(2010年度観測第10号)
|琵琶湖博物館方面の蜃気楼|
|烏丸半島の板塀状の蜃気楼
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■ 2010年5月09日(日)に発生した上位蜃気楼 前日(8日)は、琵琶湖大橋の東側の橋梁が太くなりだし、いつもの蜃気楼発生パターンかと思
われましたが・・・太陽が雲に隠れだし、気温も上がらないためか?その後、顕著な変化見られ
ないことから、蜃気楼モドキと判断しました。
今日は、風も弱く気温が高いので絶好の蜃気楼日和と思われ、蜃気楼発生の期待が高まりまし
たが、なかなか蜃気楼は発生しませんでした。15:30頃、いつもと異なり、琵琶湖博物館方面の
烏丸半島港(草津市)のビット(船舶係留杭)が伸びだし、普段は見えない東岸の守山市方面の
様子や走行する車が見え出しました。琵琶湖大橋西詰周辺の湖岸も低いながらも板塀状の蜃気楼
と倒立像が見られました。その後、琵琶湖大橋方面の湖面は低い板塀状の蜃気楼となりましたが、
橋そのものや西岸には大きな変化がありませんでした。どうやら、この日はいつもと違う東岸の
み蜃気楼が発生したと言えそうです。
この写真は、草津市烏丸半島にある琵琶湖博物館方向を撮影したものです。写真下段は通常風景で、写真上段は蜃気楼となった様子です。
写真下段では、水面付近に僅かに見えている黒い点状のものは、烏丸半島港のビット(船舶係留杭)です。写真上段ではビットが伸びて見えます。また、港の後方の公園(琵琶湖博物館)は、板塀状の蜃気楼になっています。2010年5月09日(日)16:23、大津市なぎさ公園おまつり広場より撮影(撮影者:ヒデヨシ会員)
この写真は、東岸の草津市烏丸半島方面(琵琶湖博物館より南寄り)を撮影したものです。写真下段は通常風景で、写真上段は蜃気楼となった様子です。
上段と下段の写真を比べると、湖岸の葦と思われる(薄茶色状の)ものが写真上段では、樹木の半分の高さあたりまで板塀状の蜃気楼となっています。この場合、樹木の上端まで蜃気楼となっていないので風景の高さが水平一直線にそろって見えません。その為、肉眼のみの観察では(普段の湖岸の様子を熟知していないと)、蜃気楼が発生していることを見逃すかも知れません。2010年5月09日(日)16:24、大津市なぎさ公園おまつり広場より撮影(撮影者:ヒデヨシ会員)
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