2010年4月10日に発生した上位蜃気楼(2010年度観測第5号)
(Updated 2010/04/21)
|見え出したフーチング(橋脚支持台)| |変形する琵琶湖大橋(その1)||変形する大観覧車(その1)|
|変形する大観覧車(その2)
| |変形する大観覧車(その3)||板塀状の蜃気楼になる烏丸半島周辺|
|斜めになる板塀状蜃気楼||層状構造の板塀状蜃気楼||変形する琵琶湖大橋(その2)|
|伸びる湖岸(大津市坂本)||変形する大観覧車(その4)||比良山の稜線の変化|
|変形する琵琶湖大橋(その3)||変化する琵琶湖博物館||湖岸の不思議な蜃気楼(その1)|
|湖岸の不思議な蜃気楼(その2)||湖面と橋梁の不思議な変化(その1)||湖面と橋梁の不思議な変化(その2)|
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■ 2010年4月10日(土)に発生した上位蜃気楼 今年は4月になっても、本当に4月?と思うような寒い日が続いています。上位蜃気楼発生に
とっては好ましくない状態です。幸い、予想よりも上位蜃気楼は発生してくれているようです。
過には、4月30日に初めてその年の上位蜃気楼第1号を確認した年もありました。
今年のように汗ばむような陽気を感じない状況では、蜃気楼が発生しても“素晴らしい蜃気楼”
は期待できないのではないか・・・と内心思っていました。この日の蜃気楼は、そのような不安
を吹飛ばしてくれるようなものでした。
11:50分頃に南湖で蜃気楼発生との連絡を受け、所用を済ませてなぎさ公園おまつり広場に
14:20頃到着しました。湖上の視程も良く、琵琶湖大橋が肉眼でも見え、双眼鏡で見ると琵琶
湖大橋のフーチング(橋脚支持台)が蜃気楼となって湖上に上方倒立像が立ち並び壮観な眺め
でした。視程が良い割に、遠方の景色の輪郭が小刻みに揺らいでおり倍率の高いビデオカメラ
やデジタルカメラでの撮影でピントがボケている?と錯覚するほどでした。(到着して暫くは、
熱波の影響が激しかったです。)
この日の蜃気楼の特徴は、見る見るうちに蜃気楼像が変化したり、対岸の風景が縮んでいるの
に(通常は、以後変化なくそのまま縮んでいるか、時間をかけて元の姿に戻るかという蜃気楼の
終焉状態)盛んに像が変化したり、対岸の大観覧車が今まで見たことのない大きな変形を何度も
したり、湖面や岸の板塀状蜃気楼の上端が波打ったり(曲線を描いて盛り上がったり、凹んだり)
と・・・書ききれない位ありました。また、その蜃気楼像は言葉で表現できないようなものもあ
りましたし、初めて見た蜃気楼像もありました。この日は、大変素晴らしい蜃気楼に遭遇して良か
った・・・というのが正直な感想です。
今回湖上の大気の透明度も良く、写真を多数撮影しましたので掲載写真を通常より多めに紹介
します。
この写真は、琵琶湖大橋を撮影したものです。下段の写真は通常の様子で、上段の写真は蜃気楼化した様子です。
琵琶湖大橋の橋脚下部にはフーチング(橋脚支持台)とよばれる土台がありますが、通常なぎさ公園からは水平線の下に隠れて見えません(下段の写真参照)。しかし、上段の写真では各橋脚は伸び、途中に太い方形状のものが見えます。これがフーチングの蜃気楼像です。水面のすぐ上には、本来に近い形でフーチングが見えその上には、逆さになった2つ目のフーチングと3つ目のフーチングが合体しています。つまり、フーチングが3像型の蜃気楼として見えています。その他、琵琶湖大橋の形も直線に近く橋梁も細くなっています。湖面と橋梁の間に黒っぽい帯の様なものが見えます。これは、湖面が蜃気楼となって空中に見えているのです。また、左に見える橋の後方の比良山の稜線も通常異なる形に変形して見えます。2010年4月10日(土)14:41、大津市なぎさ公園おまつり広場より撮影(撮影者:ヒデヨシ会員)
この写真は、琵琶湖大橋を撮影したものです。下段の写真は通常の様子で、上段の写真は蜃気楼化した様子です。
上段の写真では、琵琶湖大橋が縮んで形が直線上に見えます。橋の最高部周辺は真中が糸状で両側が太くなっており、写真右側の橋梁が途中から“横倒しのV字型”に変形して見えます。この部分は元の橋梁の上に、倒立した橋梁とその上に圧縮された正立像が合体したため“横V倒しのV字”に見えています。つまり、3像型の蜃気楼です。その他、湖面と橋脚の間に煙状の帯が見えます。これは、湖面が“板塀状”の蜃気楼になったものです。“板塀状”の蜃気楼とは、伸びと倒立像などが複合して物体の高さが水平一直線状になる蜃気楼を意味します。2010年4月10日(土)15:04、大津市なぎさ公園おまつり広場より撮影(撮影者:ヒデヨシ会員)
この写真は、西岸の大津市堅田にある直径108mある大観覧車を撮影したものです。写真左が、観測地から見える通常の観覧車の様子で、写真右が蜃気楼化した様子です。
写真右では観覧車の下部から車軸辺りまで押し上げられ観覧車下部のスポークが激しく変形しています。また、通常の写真と比べると、湖面が伸びて湖岸が上方に押し上げられて見えます。右の写真では観覧車の車軸付近まで薄い茶色の層(気温の逆転層)があるのが見えます。2010年4月10日(土)15:17、大津市なぎさ公園おまつり広場より撮影(撮影者:ヒデヨシ会員)
この写真は、西岸の大津市堅田にある直径108mの大観覧車を撮影したものです。写真左は通常の観覧車の様子で、写真右が蜃気楼化した様子です。
左右の写真を見比べるとすぐわかると思います。写真右の観覧車は、下部が車軸までの間で下から押し上げられて全体の4分の1ほどが潰れて見えます。観覧車を支える支柱もグニャリと曲がっています。その他、湖面が板塀状となったために湖岸の風景は押し上げられ“線状”に縮んでいます。(観覧車以外の湖岸の風景上端は、実際よりも上に浮き上がっています。)2010年4月10日(土)15:30、大津市なぎさ公園おまつり広場より撮影(撮影者:ヒデヨシ会員)
この写真は、西岸の大津市堅田にある直径108mの大観覧車を撮影したものです。写真左は通常の様子で、写真右は観覧車が蜃気楼化した様子です。
写真右では、観覧車の下部が押し上げられている他に車軸の上下で観覧車のスポークが変形して見えます。一見すると、観覧車の同心円状のリムが蜘蛛の巣でスポークと支柱が下を向いた大きなタランチュラの様にも見えます。この様な変化は、過去に見たことがありません。観覧車の高さから見て、逆転層が通常よりもかなり高いところにあるといえます。一方、湖岸の方に注目すると、湖岸も蜃気楼となって通常よりも高くなり変形しています。湖面から上方に向かって、湖面+湖岸(茶色い帯状のもの)、その上に反転した(湖岸+湖面)、更にその上に(湖面+湖岸)、最後に湖岸の2像~3像の蜃気楼が生じているようです。単純に湖面や湖岸が伸びただけというようなものでありません。このような蜃気楼を作り出している湖上の気温の逆転層が複雑であることが分かります。とにかく、不思議な光景です。2010年4月10日(土)15:38、大津市なぎさ公園おまつり広場より撮影(撮影者:ヒデヨシ会員)
この写真は、草津市烏丸半島周辺を撮影したものです。下段の写真は通常の様子で、上段の写真は蜃気楼化した様子です。上下の写真で後方の山やアンテナの位置がずれて見えますが、湖岸の風景が同じ位置になるように並べています。(撮影した位置が異なるために、後方の風景にずれが生じています。)
上段の写真は、上位蜃気楼の典型的な像である“板塀状”の蜃気楼です。“板塀状”とは、風景が上方の伸びと反転などが複合して上端部分が水平一直線になる蜃気楼をいいます。蜃気楼は、はっきりと2像や3像などと区別できるものは少なく、この様な“板塀状”になって見える場合が大部分です。この特徴を下位蜃気楼との識別や上位蜃気楼の発生の有無に利用するといいと思います。2010年4月10日(土)15:38、大津市なぎさ公園おまつり広場より撮影(撮影者:ヒデヨシ会員)
この写真は、大津市西岸の堅田方面を撮影したものです。下段の写真は通常の様子で、上段の写真は蜃気楼化した様子です。
上段の写真では、湖岸風景の上端(琵琶湖大橋の橋梁も含めて)は水平一直線になっていますが、写真左から右にかけて湖面が右上がりの勾配で板塀状化しており、同時に対岸の下部は右上がりの勾配で縮んでいます。時折、この様に斜めに変化する蜃気楼が出現します。この日は、斜めに像変化する蜃気楼が東西の湖岸で見ることができました。いつも通常の“板塀状”の蜃気楼を見慣れている者にとっては、違和感というか・・・不思議な感覚を持ちます。2010年4月10日(土)15:30、大津市なぎさ公園おまつり広場より撮影(撮影者:ヒデヨシ会員)
この写真は、西岸の大津市堅田方面を撮影したものです。下段の写真は通常の様子で、上段の写真は蜃気楼化した様子です。
上段の写真を見ると、湖岸の水面周辺の“板塀状の蜃気楼”ですが、水面と陸地が折り重なる層状(サンドイッチ)構造となっています。通常は、湖面か陸地のみが“板塀状”の蜃気楼になるのですが・・・今回のように大津市堅田~雄琴までの広範囲に渡って、層状になって見えたことはありません。この板塀状の中には最大で、圧縮された(湖面+陸地)が1像目、その陸地に反転した(陸地+湖面)で2像目、更にその上に正立した(湖面+陸地)で3象目、またその上に反転した(陸地+湖面)で4象目、そして最後に正立した(湖面+極端に縮んだ陸地)の5像目があるようです。つまり、5像型の蜃気楼ということになります。“板塀状”の蜃気楼は、単純にもとの物体が伸びて高さが揃うのでなく、縮みや伸び、反転像、正立像が複合して構成されています。“板塀状”の蜃気楼は、元の物体を複雑に変形させてしまうので、どの様な像が組み合わさっているのか分かりません。2010年4月10日(土)15:32、大津市なぎさ公園おまつり広場より撮影(撮影者:ヒデヨシ会員)
この写真は、琵琶湖大橋を撮影したものです。下段の写真は通常の様子で、上段の写真は蜃気楼化した様子です。
上段の写真中央周辺では橋梁が直線状になり細く変形しています。目に付くのは、写真右側と左側の橋梁が大きく2本に分裂しているところです。実際は、3像型の蜃気楼となっています。上段の写真で湖上にヨットが見え、その後方にはグレーの帯(湖面の板塀状蜃気楼)があります。下段の写真を見るとヨットがある後方には実際、建物(造船所)がありますが、上段の写真をよく見ると微かに建物と思われるものが見えています。
下段の写真の左端に見える橋脚から4本目あたりには、橋の後方に見える比良山の稜線が水面に没しています。一方、上段の写真で該当する所を見ると、比良山の稜線が途中から水平となり上下に分裂して(実は3像型の蜃気楼になって)見えています。2010年4月10日(土)15:34、大津市なぎさ公園おまつり広場より撮影(撮影者:ヒデヨシ会員)
この写真は、西岸の大津市坂本方面を撮影したものです。下段の写真は通常の様子で、上段の写真は蜃気楼化した様子です。この写真の被写体は、定点観測地点から直線距離で約7Kmと通常蜃気楼が発生する距離に比べて近い部類に入ります。
上段の写真では湖岸の民家の高さ辺りのまでのものが伸びています。写真の左の像変化を見ると、単純に伸びているだけでなく物体の高さによっては2像に見えているものもあります。おそらく肉眼では湖岸の風景の変化に気づかないと思います。(綺麗な板塀状の蜃気楼だと気づくと思いますが・・・)双眼鏡で見ても、写真中央の建築物の方はあまり変化しておらず、また鮮明な部類の像ですから普段の風景を覚えていないと変化に気づかないかも知れません。2010年4月10日(土)15:34、大津市なぎさ公園おまつり広場より撮影(撮影者:ヒデヨシ会員)
この写真は、琵琶湖大橋最高部周辺を撮影したものです。写真下段は通常の様子で、写真上段は蜃気楼化した様子です。
上段と下段の写真を比べると、写真の左側の太くなった橋梁(黒い部分)は2本に割れて(3像型の蜃気楼)おり、最高部の右側の橋梁は大きくV字型(3像型の蜃気楼)に変形しています。また、橋梁の左下部にある建物(造船所)は見事に縮んでいます。通常の風景を熟知していないと、造船所に気づかないかも知れません。造船所は、その下の湖面が“板塀状”の蜃気楼になったために、下から押し上げられて潰れています。
橋の後方の比良山の稜線に注目すると、橋の最高部左上から形が変形しています。最高部から右にかけて稜線の勾配は水平になり、最高部やや左の橋脚付近でV字型(3像型の蜃気楼)に割れて見えます。その1像目に相当する山の稜線は、本来水平線の下に隠れて見えないはずの部分が水平線より上に現れて見えています。2010年4月10日(土)15:59、大津市なぎさ公園おまつり広場より撮影(撮影者:ヒデヨシ会員)
この写真は、琵琶湖大橋と後方の比良山を撮影したものです。下段の写真は通常の様子で、上段は蜃気楼化した様子です。
琵琶湖大橋は、最高部周辺の橋梁が通常リも太くなって(伸びて)見えます。また、湖面の板塀状化のために橋全体が縮んで見えます。橋後方の比良山の形に注目すると、山の稜線が垂直に切り立った崖状に変形(山の稜線の板塀状化)しています。2010年4月10日(土)15:42、大津市なぎさ公園おまつり広場より撮影(撮影者:ヒデヨシ会員)
この写真は、西岸の大津市堅田の観覧車を撮影したものです。左の写真は観覧車とその周辺の通常の様子で、右の写真は蜃気楼化した様子です。
観覧車の斜めの支柱が垂直に変形して見えます。また、観覧車の左側の建物の上部にその建物の反転像(実際は、2像目と3像目が合体した像)が現れています。静止画ではその場の状況が解りませんが、双眼鏡で観察していると一瞬にして建物の上部に倒立像が出現する様子を目の当たりにしました。(経験上、通常ならばゆっくりと変化します)当日撮影したビデオ映像を何度見ても、倒立像が一瞬に出現する光景には、自然の神秘さを感じさせられます。2010年4月10日(土)15:44、大津市なぎさ公園おまつり広場より撮影(撮影者:ヒデヨシ会員)
この写真は、草津市烏丸半島にある琵琶湖博物館方面を撮影したものです。下段の写真は通常風景で、上段の写真は蜃気楼化した風景です。
上段の写真は、今年(2010年)の蜃気楼で毎回見ることができるお馴染みの像です。下段の写真の水面付近に見ることができる烏丸半島港のビット(船舶係留杭)が大きく伸び(反転像も含む)、港の後方の地面(茶色)が3段(3段目は非常に細い)に見えます。まるで、湖岸に鉄格子があるかのような光景です。2010年4月10日(土)16:16、大津市なぎさ公園おまつり広場より撮影(撮影者:ヒデヨシ会員)
この写真は、西岸の大津市堅田方面を撮影したものです。下段の写真は通常風景で、上段の風景は蜃気楼化した風景です。
上段の写真からは、対岸の建物が縮んで見えることが解ります。写真中央より右は、湖面と湖岸の蜃気楼も見られますが基本的に湖岸の風景が板塀状に変形しています。ここまでの変形は、過去あります。今回初めての見る光景は、写真中央から左の湖面と湖岸の変化(蜃気楼像)です。写真左端から右に向かって、湖面の板塀状の蜃気楼(水面の波の見えない水色っぽい部分)が湖岸の蜃気楼の部分で途中から二手に分かれるかのように見えます。緑色のネットの中央から右にかけて湖面の蜃気楼が盛り上がって見えています。とても不思議な光景です。2010年4月10日(土)16:42、大津市なぎさ公園おまつり広場より撮影(撮影者:ヒデヨシ会員)
この写真は、西岸の大津市堅田方面を撮影したものです。下段の写真は通常風景で、上段の写真は蜃気楼化した風景です。
上段の写真では、湖岸の建物が縮んでいることが解りますが、「湖岸の不思議な蜃気楼(その1)」と同様に湖面と湖岸の蜃気楼化した姿にいつもの蜃気楼像と違う様子が分かります。いつもならば、湖面または湖岸の板塀状化が生じます。写真の中央より右側の湖面と湖岸が複雑な蜃気楼像となっています。この日の西岸の蜃気楼像は、表現し難い変化を頻繁にしました。2010年4月10日(土)16:50、大津市なぎさ公園おまつり広場より撮影(撮影者:ヒデヨシ会員)
この写真は、琵琶湖大橋を撮影したものです。下段の写真は通常風景で、上段の写真は蜃気楼化した風景です。 下段の写真で左から3本目の橋脚から右方向にかけて、湖面の板塀状蜃気楼が凸レンズ状に変形しています。その上の橋梁も5本目の橋脚を中心に凸レンズ上に変形し、V字型(3像型の蜃気楼)になった部分も見られます。この様な蜃気楼像は、今まで見たことがありません。湖上に存在する気温の逆転層が複雑である証拠となる像変化です。実際にこの蜃気楼を双眼鏡で眺めていましたが、本当に不思議な像変化でした。 2010年4月10日(土)17:00、大津市なぎさ公園おまつり広場より撮影(撮影者:ヒデヨシ会員)
この3段の写真は、琵琶湖大橋最高部より東側を撮影したものです。下段の写真は通常風景で、上段・中段の写真が蜃気楼化した風景です。
上段および中段の写真と下段の写真を比較すると、本来ならば湖面と接するかのように見える橋梁が、細くなった部分や太い部分が生じて2ヶ所で盛り上がって見えます。湖面が板塀状化した上端部分が、まるで波打っているかのように見えます。何とも不思議な光景です。当日ビデオで撮影した映像には、この変化以後は左(西)から右(東)に向けて橋梁が風にたなびく煙のように橋梁が波打ちながら太くなったり細くなったりして左方向に変化していく様子を撮影しています。双眼鏡でも観察していましたが、まるで水槽に飽和食塩水と真水の液層を作って、人工蜃気楼を観察(水槽を揺すって琵琶湖大橋の図を観察)した時の像変化にそっくりでした。2010年4月10日(土)17:02、大津市なぎさ公園おまつり広場より撮影(撮影者:ヒデヨシ会員)
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