2009年6月27日に発生した上位蜃気楼(2009年度観測第15号)


部分的に太くなる琵琶湖大橋の橋梁| | 琵琶湖大橋最高部付近の変化

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■ 2009年6月27日(土)に発生した上位蜃気楼
  
  この日は、6月25日に続く6月期では2回目の蜃気楼です。いつものように琵琶湖大橋の東側の
 橋梁が太くなりだしたので、これから橋梁がZ字型(3像型)の蜃気楼になるだろうと思っていたの
 ですが・・・以後、橋梁はZ字型の蜃気楼になることなく、琵琶湖大橋の最高部周辺の橋梁が太くな
 ったり細くなったりという変化が繰り返されただけでした。(東岸や西岸は蜃気楼化っしませんでし
 た。)Z字型やV字型を期待していただけに残念でした。

 

 

 

 

■ 部分的に太くなる琵琶湖大橋の橋梁
 
09062715h00m_bridge_2973.jpg (148520 バイト)
 この写真は、琵琶湖大橋の最高部より右(東)側の橋梁を撮影したものです。画面の上段が蜃気楼化(部分的に太くなった)橋梁で、下段の写真は、上段の部分に該当する通常の橋梁です。上段の写真をよく見ると、橋梁を走行する車も上方に伸びて(蜃気楼化して)見えます。また、橋脚は上方に伸びて見えます。(左端の橋脚の伸びが顕著)

2009年6月27日(土)15時00分、大津市なぎさ公園おまつり広場より撮影(撮影者:ヒデヨシ会員)

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■ 琵琶湖大橋最高部付近の変化
 
09062715h02m_15m_bridge.jpg (399076 バイト)
 この写真は、琵琶湖大橋最高部の変化を撮影したものです。最下段の写真が、琵琶湖大橋の通常風景です。上から5枚までは、琵琶湖大橋の最高部周辺が蜃気楼化した様子で、“まゆ毛状”の蜃気楼と我々がよんでいるタイプの時間経過を並べています。最上段の写真は、15:02に撮影したもので、以後不等間隔で撮影し上段から5枚目が15:15に撮影したものです。“まゆげ型”といってもいつも一定の姿で現れません。それぞれの蜃気楼写真(上段から5枚目までの蜃気楼写真中、上段から3枚目だけが“まゆ毛型”が崩れたものです。)と通常風景をよく見比べると、橋梁の変化(どの様に蜃気楼化しているか)が分りますが、琵琶湖大橋の通常風景を熟知していないと、蜃気楼なのか分らないと思います。蜃気楼の発見や観察について、通常の風景・景色を熟知することが大切です。目で見て、はっきりと蜃気楼だ!(通常と異なる!)と分る場合は少ないので日頃から注意して風景を観察することが必要です。

2009年6月27日(土)15時00分、大津市なぎさ公園おまつり広場より撮影(撮影者:ヒデヨシ会員)

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