■ ２００９年４月１０日（金）に発生した上位蜃気楼 今回は、４月８日から続く連続３回目の発生となりました。昨日に引き続き、湖上の空気の
透明度は良くなく、双眼鏡でも見えにくいという悪条件でした。
蜃気楼は琵琶湖大橋から東の湖岸の守山市方面まで発生しました。琵琶湖大橋がＺ型から横
倒しのＶ字型に転じるなど面白みのある変化をしたり、蜃気楼の典型的な例となる板塀状の蜃
気楼が東の対岸の守山市方面に出現しました。
今回紹介できる蜃気楼画像は、画像処理をして何とか見られる２枚のみです。
この画像は、定点観測をしているなぎさ公園おまつり広場から琵琶湖大橋の右（東）側の橋梁をしたものです。 画像中央部に、琵琶湖大橋の橋梁が部分的にＺ型（３像型）の蜃気楼になったものです。よく見ると、白い欄干部分が上方倒立像を伴った２像（３像）型の蜃気楼となって画面の中央から右（東）の方に続いています。 ２００９年４月１０日(水)１２時３４分、大津市なぎさ公園おまつり広場より撮影（撮影者：房英夫会員）
