平成15年(2003年)3月23日に発生した北湖の蜃気楼

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■ Z(逆Z)字型になる琵琶湖大橋01

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 この日13:30より琵琶湖大橋の橋梁は、最高部分を境に東西方向にマユゲ状に太くなっていた。しかしその後、際立った変化はなく、15:00ごろ通常風景に戻ったかと思われた。15:30ごろ再び橋梁に変化が見られ、守山(東)側の橋梁が異常に太くなてZ(南湖と反対方向から見るので、正確には逆Z)字型になった。双眼鏡では、Z字になった橋梁から守山側へ向けてカーテン状になって見え、橋上を走行する車は伸び、倒立など多彩な変化を見せていた。

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■ Z(逆Z)字型になる琵琶湖大橋02

030323_BiwaKZ.jpg (29595 バイト)

 南湖から観測した場合、先頭の画像のように守山(東)側の橋梁のみがZ字型に変化することが多い。北湖からの観測では橋梁の大津市堅田(西)側も東側に劣らずZ字型になること多いようである。
 この日、南湖の方(なぎさ公園おまつり広場)からは、琵琶湖大橋のZ字型になるような変化は見られなかったが、ふだん水平線に隠れて見えないはずの橋より北方の高島郡高島町の明神崎が見えたようだ。つまり、南湖には逆転層が低いか存在しなかったが、北湖の方には逆転層が存在していたことになる。北湖と南湖では逆転層を生成させるメカニズムが異なるのかもしれない。そのことが、南湖と北湖から琵琶湖大橋を見て大津市堅田(西)側の蜃気楼化の差を作っているのかもしれない。

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■ イーゴス周辺(大津市堅田方面)の蜃気楼

030323_Egos.jpg (40666 バイト)

 この3枚組の写真を上、中、下として区別すると、写真上と中は同じように見えるかもしれないが、よく見ると観覧車の形や対岸の形状(板塀状)が微妙に異なる。写真下は観覧車下部が垂れ下がるような形状、対岸の形状は板塀状から針状に変化してる。対岸の風景などが針状やバーコード状に変化するのも上位蜃気楼の特徴である。

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