昼頃吹いた比良オロシを南小松・北小松から追う


風の風景 No.686

2019年12月18日(水)は、早朝に寒冷前線が通過後若狭湾から北寄りの風が流れ込み、昼前から比良山系では強いオロシが吹いた。
比良山系山頂にはオロシ特有の風枕と湖岸上空には風下波動による象徴的な雲が出ていた。
気象庁アメダス南小松観測所のある大津市立小松小学校の校庭から風枕と風下波動による層積雲を撮った。
小松小学校の校庭では、比良オロシはヤケオやタンヤマ谷の方から吹いてくる。
最大瞬間風速は、ビワコダス北小松では12:20に17.9m/s(WNW)、アメダス南小松では11:56に17.1m/s(NW)、彦根気象台では13:35に13.3m/s(NW)を記録した。
北小松の御旅所と湖岸から比良オロシの景色をとらえた。風下波動による層積雲は湖岸上にあった。
JR湖西線は強風の影響で列車に遅れや運転の取り止めがでた。今回の比良オロシは地上等圧線の走向の45度マジックを満たしている。
ビワコダス北小松の気温は9.6~13.9℃。琵琶湖大橋付近の水温は12.8℃。水位は-20cm。安曇川沖水温は12.9℃。(水温・水位4:00国交省)。
番号説明をクリックすると画像が現われます 画面の輝度を明るくしてご覧下さい
小松小学校グランドにはアメダス南小松気象観測所が設置されている
北小松の御旅所から比良山系にかかる風枕と上空の層積雲を眺める
風下波動による層積雲は湖岸上空にあった

<参考>
★多くのブラウザで鑑賞可能です(PC、iPone、Tablet等)。(JavaScript対応)。
★未観測点のデータは10日に1回程度の回収後に表示されます。
)BiwakodasAmedasSimowes風情報
)10分毎:地上等圧線自動描画&風情報(三角形要素法)
)比良山系周辺 風情報 日変化
)比良山系周辺 気圧・気温・湿度 日変化
)琵琶湖北湖 風向・風速・10分毎最大瞬間風速 日変化
)琵琶湖北湖 気圧・気温・湿度・雨量 日変化
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