琵琶湖大橋が下位蜃気楼からZ字型等に多彩に上位蜃気楼変化


風の風景 No.670

2019年5月11日(土)は、広く高気圧に覆われ、快晴の良い天気が続いた。気温はぐんぐん上昇し夏日となった。
若狭湾・琵琶湖・伊勢湾湖岸では海(湖)陸風が確認できる。大津市北小松から午後に蜃気楼観察を行った。
午後12時20分頃の琵琶湖大橋は弱い下位蜃気楼であった。午後2時半頃には太い眉毛状から低い位置でZ字型に変化した。
太い眉毛状から変化領域が左右両端へと移動していく変化は、温度境界層の高度の低下を物語っている。
午後3時頃から北西の風が強まり、実景に戻った。三上山よりも北では上位蜃気楼変化はなくほぼ実景であった。
夕方にかけて比良山麓では比良オロシが吹いたが湖西線への影響はなかった。
ビワコダス北小松の気温は12.4~27.3℃。琵琶湖大橋付近の水温は16.6℃。水位は+05cm。安曇川沖水温は14.8℃。(5:00国交省)。
<参考>
★多くのブラウザで鑑賞可能です(PC、iPone、Tablet等)。(JavaScript対応)。
★未観測点のデータは10日に1回程度の回収後に表示されます。
)BiwakodasAmedasSimowes風情報
)10分毎:地上等圧線自動描画&風情報(三角形要素法)
)比良山系周辺 風情報 日変化
)比良山系周辺 気圧・気温・湿度 日変化
)琵琶湖中央部 風向・風速・10分毎最大瞬間風速 日変化
)琵琶湖中央部 気圧・気温・湿度・雨量 日変化
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