琵琶湖北湖に第1級の上位蜃気楼変化が現れた


風の風景 No.667

2019年4月16日(火)は、移動性高気圧に覆われ快晴で風も穏やかで気温が上昇した。
終日暖かい春らしい天気に恵まれた。日中の若狭湾沿岸・琵琶湖岸周辺・伊勢湾沿岸では顕著な海(湖)風が認められる。
午後1時半頃に大津市北小松の観測点から蜃気楼の観測を始めた。午後4時半頃まで行ったが、素晴らしい上位蜃気楼が出現した。
長浜方面から始まり顕著な伸びを見せた後、愛知川河口付近まで湖面蜃気楼で終息した。沖島は遅れて板塀状蜃気楼が現れた。
琵琶湖大橋も多彩に変化した。Z字型の変化を見せ、横V字型への大きな変化へと進んで終息した。
野洲、堅田方面も板塀状に変化した。明神崎の白鬚神社方面も萩の浜、近江白浜方面に上位蜃気楼が現れた。
視程も良く久しぶりの多彩な蜃気楼観測ができた。約800枚の画像に収め、その内の5観測方面の画像を掲載した。
ビワコダス北小松の気温は5.8~17.0℃。琵琶湖大橋付近の水温は12.4℃。水位は+04cm。安曇川沖水温は9.6℃。水温は午前5時の国交省の測定値。
番号説明をクリックすると画像が現われます 画面の輝度を明るくしてご覧下さい
琵琶湖大橋…下位蜃気楼から始まり凄い変化に発展…
沖島…なかなか変化しなかったが最後に現れた
普段は彦根プリンスホテルしか見えないが多彩に変化した
彦根市三津屋方面の蜃気楼変化を詳細に追う …板塀状から湖面蜃気楼へ
多景島方面が多彩に変化
普段あまり見えない長浜方面対岸が見え多彩に変化した

<参考>
★多くのブラウザで鑑賞可能です(PC、iPone、Tablet等)。(JavaScript対応)。
★未観測点のデータは10日に1回程度の回収後に表示されます。
)BiwakodasAmedasSimowes風情報
)10分毎:地上等圧線自動描画&風情報(三角形要素法)
)比良山系周辺 風情報 日変化
)比良山系周辺 気圧・気温・湿度 日変化
)琵琶湖中央部 風向・風速・10分毎最大瞬間風速 日変化
)琵琶湖中央部 気圧・気温・湿度・雨量 日変化
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