知床半島の風枕と国後島


風の風景 No.661

2018年6月28日(木)は、前日に北海道を東進した低気圧が知床半島東へ去り、雨は弱まったが北寄りの強い風が吹いた。
宿泊した知床第1ホテルを早めに出発し知床峠へ向かうが、峠に向かう道路は強い濃霧で殆ど視界がない状態であった。
知床峠では眼下のオホーツク海や国後島方面が何も見えず、非常に残念であった。
ウトロへ引き返すことも考えたが、羅臼(ラウス)へ向かうことにした。しばらく下ると天気は飛躍的に良くなり、前方に国後島を望むことができた。
ラウスでは道の駅前の海岸で国後島の姿をカメラに収めた。非常に大きな島で近くに見えた。
その後、国後国道を南下し、峰浜バス停の海岸から、知床半島の山々にかかる見事な風枕をカメラに収めた。
さらに南下を続け、伊茶仁から野付国道・斜里国道を北進し、斜里から女満別空港を目指した。
女満別空港を離陸して羽田空港に向かった。途中は雲の上を飛んだ。着陸直前に東京スタイツリーが見えた。
羽田を離陸してしばらくすると、雲の上に姿を出す富士山を見ることができた。
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濃い霧で殆ど視界がなかったウトロから知床峠
羅臼(ラウス)に下る道で視界が急速に回復し羅臼は快晴
知床半島にかかる風枕(拡大版)
根室海峡を挟んで間近に見える国後島
2018.06.28.10:00の可視画像で知床半島の風枕と風下の晴天や国後島北部・択捉島の風下波動が確認できる
2018.06.28.09:00の850hPa面風流線…おろしをもたらす風が確認できる
女満別空港を発ってしばらくした北海道上空の様子
羽田空港着陸直前に見えた東京スカイツリー
羽田空港を離陸してしばらくして見えた富士山
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