彦根市八坂方面に上位蜃気楼変化・多景島は下位?


風の風景 No.651

2018年5月06日(日)は、高気圧が東へ去り西からゆっくりと低気圧が近づいた。
午前中は良い天気で、昼頃まで琵琶湖北湖では湖風が吹いたが、次第に下り坂になった。
昼過ぎから南西の風が吹き始め、夕方には強い南西の風が吹き、午後6時頃から本格的な雨模様となった。
昼過ぎに北小松から琵琶湖を眺めたが、肉眼ではほぼ実景に思えた。
しかし、画像を解析すると彦根市八坂方面に上位蜃気楼と思われる変化があった。
この時間帯に撮影した下の画像を見ると、琵琶湖大橋、沖島民家、大同川樋門方面はほぼ実景で、
彦根市八坂方面だけが上位蜃気楼変化を見せており、彦根市多景島方面は下位蜃気楼と思われる変化になっていた。
画像を何度検討しても、八坂方面は上位蜃気楼、多景島方面は下位蜃気楼に見える。
誠に不思議な北湖の景色であった。考察できるよう下記2と3に画像番号と連続画像を示した。
午後3時頃に再び出向くと、三上山方面の湖面が黒くなっていて低気圧の接近を物語っていた。
昔の人が「カミ(南)がおりた」と呼んだケシキになった。対岸の景色はかなり縮んでいた。
北小松の気温は12.1~23.7℃。琵琶湖大橋付近の水温は16.7℃。水位は+9cm。
番号説明をクリックすると画像が現われます 画面の輝度を明るくしてご覧下さい
北小松から眺める北湖の景色
彦根・長浜方面の連続湖岸画像番号
彦根長浜方面の連続湖岸画像
彦根市八坂方面の実景・上位・下位蜃気楼比較
上記写真508万画素(3008x1688pixel)の最大部分画像
<参考>
★多くのブラウザで鑑賞可能です(PC、iPone、Tablet等)。(JavaScript対応)。
★未観測点のデータは10日に1回程度の回収後に表示されます。
)BiwakodasAmedasSimowes風情報
)10分毎:地上等圧線自動描画&風情報(三角形要素法)
)比良山系周辺 風情報 日変化
)比良山系周辺 気圧・気温・湿度 日変化
)琵琶湖中央部 風向・風速・10分毎最大瞬間風速 日変化
)琵琶湖中央部 気圧・気温・湿度・雨量 日変化
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