北小松から眺める琵琶湖大橋は橋脚台型上位蜃気楼
風の風景 No.649
2018年4月30日(月)は高気圧の背面の状態が続き曇り空の穏やかな天気となった。
午後2時過ぎに北小松の定点へ行くと湖面は穏やかで風も弱く、浜はアユ釣りの太公望で賑わっていた。
双眼鏡で対岸や琵琶湖大橋を眺めると、大きな上位蜃気楼変化は見られなかった。
画像を解析すると、琵琶湖大橋は実景と比較して縮んでいたが、橋脚台がすべて見えていた。
橋脚台は普段地球の丸さにより湖面接線の向こうに隠れてしまい見えないが、
上位蜃気楼では湖面に浮かぶ境界層で屈折して、見えない所が観測者に届く典型である。
この時、それより上にある橋は上下に縮み、実景よりも背の高さは短くなっている。
北小松の気温は13.5~20.2℃。琵琶湖大橋付近の水温は16.7℃。水位は+13cm。
<参考>
★多くのブラウザで鑑賞可能です(PC、iPone、Tablet等)。(JavaScript対応)。
★未観測点のデータは10日に1回程度の回収後に表示されます。
①)BiwakodasAmedasSimowes風情報
②)10分毎:地上等圧線自動描画&風情報(三角形要素法)
③)比良山系周辺 風情報 日変化
④)比良山系周辺 気圧・気温・湿度 日変化
⑤)琵琶湖中央部 風向・風速・10分毎最大瞬間風速 日変化
⑥)琵琶湖中央部 気圧・気温・湿度・雨量 日変化
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