北小松から上位蜃気楼変化をとらえる


風の風景 No.643

2018年4月19日(木)は東西に広がる高気圧に覆われ快晴の良い天気となった。
朝は少し冷え込んだが日中は気温がぐんぐん上昇し上位蜃気楼が出ても不思議でない穏やかな条件となった。
午後2時半頃に琵琶湖に出ると昨日よりも視程は悪く、対岸や琵琶湖大橋はやや見にくかった。
双眼鏡で見ると、対岸の日本電子硝子能登川工場に上位蜃気楼変化があった。
細かに見ると多景島や荒神山方面にも大きな上位蜃気楼変化が起きていた。
明神崎の白鬚神社鳥居の向こうの湖面もかなり伸びていた。
しかし、大同川樋門や沖島はほぼ実景で上位蜃気楼変化はなかった。
三上山方面もほぼ実景であったが、午後3時過ぎに戻ると、4に見るように上位蜃気楼変化があった。
午後5時過ぎに出向くと、琵琶湖大橋方面からの強い風と波が押し寄せ、蜃気楼は消滅していた。
この日の気象解析では気圧傾度は小さく、昼頃は湖風が認められる。下記①~⑥参照。
北小松の気温は7.6~22.1℃。琵琶湖大橋付近の水温は13.5℃。水位は+9cm。
番号説明をクリックすると画像が現われます 画面の輝度を明るくしてご覧下さい
ヘイズで見にくいが多景島は大きな上位蜃気楼変化
彦根市神荒山南の建物が大きな上位蜃気楼変化
東近江市の工場も大きな上位蜃気楼変化
野洲市菖蒲方面の湖岸も上位蜃気楼変化
琵琶湖大橋は小さな変化しか現れず
<参考>
★多くのブラウザで鑑賞可能です(PC、iPone、Tablet等)。(JavaScript対応)。
★未観測点のデータは10日に1回程度の回収後に表示されます。
)BiwakodasAmedasSimowes風情報
)10分毎:地上等圧線自動描画&風情報(三角形要素法)
)比良山系周辺 風情報 日変化
)比良山系周辺 気圧・気温・湿度 日変化
)琵琶湖中央部 風向・風速・10分毎最大瞬間風速 日変化
)琵琶湖中央部 気圧・気温・湿度・雨量 日変化
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