北小松から夕方明神崎・米原・彦根方面に小さな板塀状蜃気楼をとらえる


風の風景 No.641

2018年4月5日(木)は高気圧の中心が日本海から東北を経て東海上へ抜ける。
高気圧の影響で午前9時頃まで北寄りの風が吹くが、日中は湖風が吹いた。
西から低気圧がゆっくりと近づき、夜は南東の風となった。雲り空で気温は上がらなかった。
午前9時半頃と午後1時過ぎに北小松の湖岸から見る琵琶湖を観察すると視程はまずまずで下位蜃気楼であった。
午後5時半頃に琵琶湖を訪れると、琵琶湖大橋は下位蜃気楼であったが、
彦根・米原・多景島・沖の白石方面に低い板塀状の上位蜃気楼が出ていた。
どういう推移で変化したのかは分からないが、夕方の上位蜃気楼は極めて珍しい。
今日は終日薄曇り空で気温もあまり上がらなかったので、上位蜃気楼の出現は意外に感じた。
高島市鵜川の湖岸から野焼きの煙が琵琶湖の方へ長くたなびいていた。湖風から陸風に変わった直後の景色に思えた。
北小松の気温は9.1~15.7℃。琵琶湖大橋付近の水温は12.7℃。水位は0cm。
番号説明をクリックすると画像が現われます 画面の輝度を明るくしてご覧下さい
彦根市須越方面も板塀状蜃気楼変化
明神崎白鬚神社鳥居向こうの湖面が伸びていた
琵琶湖大橋方面は終日下位蜃気楼
夕方に高島市鵜川湖岸から琵琶湖の方へたなびく煙を見つける
<参考>
★多くのブラウザで鑑賞可能です(PC、iPone、Tablet等)。(JavaScript対応)。
★未観測点のデータは10日に1回程度の回収後に表示されます。
)BiwakodasAmedasSimowes風情報
)10分毎:地上等圧線自動描画&風情報(三角形要素法)
)比良山系周辺 風情報 日変化
)比良山系周辺 気圧・気温・湿度 日変化
)琵琶湖中央部 風向・風速・10分毎最大瞬間風速 日変化
)琵琶湖中央部 気圧・気温・湿度・雨量 日変化
前に戻る