琵琶湖では強い下位蜃気楼が出現
風の風景 No.624
2017年12月18日(月)は、大陸の高気圧の一部が東へ移動し
本州は広く高気圧に覆われた
。
このため放射冷却が強く、北小松では気温が今冬初の零下を記録した。朝に車のフロントガラスが凍てついていた。
日中は快晴の穏やかな天気で風も弱かった。昼過ぎの琵琶湖には強い下位蜃気楼が出ていた。
下位蜃気楼には折畳線(fold line)が存在するが、湖面近くの空気層と上部の温度差が大きいほどみかけの湖面と折畳線の間隔は広くなる。
上記写真はこれを示すものである。通常大同川の樋門の下位蜃気楼は中段の形が多く見られるが、寒気が強いこの日は折畳線が樋門の中にあった。
今日の北小松の気温は-0.3~7.3℃。琵琶湖大橋付近の水温は10.5℃前後。水位は-4cm。
番号
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1
琵琶湖大橋方面
2
マリオット琵琶湖(ラフォーレ琵琶湖)方面
3
沖島民家
4
明神崎方面
<参考>
★多くのブラウザで鑑賞可能です(PC、iPone、Tablet等)。(JavaScript対応)。
①
)BiwakodasAmedasSimowes風情報
②
)10分毎:地上等圧線自動描画&風情報(三角形要素法)
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