日本海高気圧と関東沖台風15号で比良オロシが吹く
風の風景 No.617
2017年8月31日(木)は、日本海高気圧と関東沖台風15号の停滞で
強い比良オロシが吹く典型的なパターン
。
琵琶湖には北西の風が流入する気圧配置となり、強い比良オロシが吹き続いている。
湖上は強い風が吹き大きな白波が立つ。この中を果敢に水上バイクが走り抜けていた。
比良オロシに怯え、漁具を捨てて岸へ戻った昔の漁師さんはこの光景を見てどう思うだろうか。
また、鳥も強風に流されることなく浜辺の近くを飛んでいた。なんとも不思議である。
写真1に見るように風枕なしの快晴の比良オロシである。北小松では16m/sの最大瞬間風速を何度も記録した。
アメダス南小松では18:50に19.4m/s(NW)を記録。JR湖西線は強風のため夕方近江舞子駅~北小松駅間で徐行運転をし遅れが出た。
湿度が低く、カラッとした晴天で日中の気温もそれほど上がらなかった。視程が良く遠くの山々が良く見えた。
琵琶湖大橋や対岸は弱い下位蜃気楼であった。
番号
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1
比良オロシが吹く中、山頂は風枕なしの快晴
2
背後から比良オロシが吹き降り湖面には白波が立つ
3
野洲方面には野焼きの煙が流れ、湖上には勇敢な水上バイクが走る
4
湖上も大荒れ。琵琶湖大橋は弱い下位蜃気楼
<参考>
★多くのブラウザで鑑賞可能です(PC、iPone、Tablet等)。(JavaScript対応)。
①
)BiwakodasAmedasSimowes風情報
②
)10分毎:地上等圧線自動描画&風情報(三角形要素法)
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