遅い時間の観測でも一帯で第1級の上位蜃気楼変化


風の風景 No.607

2017年5月5日(金)は気圧傾度が小さく朝から好天に恵まれた。視程は素晴らしく晴れの天気で気温が上昇した。
上位蜃気楼の出現が予想されたが、所用があり昼頃には観測できず、午後4時頃になって大津市北小松小松浜へ観測に出かけた。
この時は琵琶湖大橋は東部の低い橋脚が浮き上がる上位蜃気楼変化が見られた。他の地域では大きな変化は見られずほぼ実景に近かった。
浜大津のなぎさ公園で観測している伴先生からは、午後1時過ぎに明神崎方面が変化しているとの連絡があった。
すでに大きな上位蜃気楼変化は終わっていたのかも知れないが、景色の縮みは大きくなくもう少し観測を続けようと変化を待った。
そうすると琵琶湖大橋が太い眉毛状になりはじめ、琵琶湖北湖の広い範囲で変化が起き、写真や動画に記録できた。
なお、明神崎にある白鬚神社の鳥居付近の湖面近くの上位蜃気楼変化を初めて観測することができた。

番号説明をクリックすると画像が現われます 画面の輝度を明るくしてご覧下さい
琵琶湖大橋の上位蜃気楼変化
野洲市三上山方面の上位蜃気楼変化
近江八幡市岡山方面の上位蜃気楼変化
沖島民家の上位蜃気楼変化
東近江市大同川樋門・和田山方面の上位蜃気楼変化
彦根市多景島方面の上位蜃気楼変化
明神崎・白鬚神社鳥居方面の上位蜃気楼変化
<参考>
★多くのブラウザで鑑賞可能です(PC、iPone、Tablet等)。(JavaScript対応)。
)BiwakodasAmedasSimowes風情報
)10分毎:地上等圧線自動描画&風情報(三角形要素法)
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