北小松から見る沖島民家・大同川樋門の上位蜃気楼変化


風の風景 No.604

2017年4月16日(日)は、昨日の荒れた不安定な天気(夕方の大きな雷鳴と雹)と打って変わって、穏やかな天気となった。
中心を南東海上に持つ大きな太平洋高気圧が遠のき始め気圧傾度が小さく快晴で風が弱く気温が上昇した。
今日も午前中は霞により視程が非常に悪く、琵琶湖大橋や荒神山以北は肉眼ではほとんど見えなかった。
ここ何日も水平線上の湖面近くの視程が悪い日が続いている。
上位蜃気楼の出現が期待されたが、午後1時過ぎに北小松の浜から対岸を眺めると、ほぼ実景であった。
午後4時前に再び浜を訪れると沖島や対岸の東近江市方面が上位蜃気楼化していた。
今年の琵琶湖北湖の変化としては最大規模であるが、霞が強いので鮮明な写真は撮れなかった。
琵琶湖大橋は見にくかったが、近江八幡市岡山以南も含めすべて実景で蜃気楼変化はなかった。
彦根市荒神山方面の湖岸は極めて見にくかったが、画像解析すると著しい陸地の縮みと湖面の伸びが見られた。

番号説明をクリックすると画像が現われます 画面の輝度を明るくしてご覧下さい
対岸に浮かぶ沖島の民家の上位蜃気楼変化
沖島北の対岸一帯が上位蜃気楼変化…大同川樋門
陸地の縮みと湖面の伸び…彦根市荒神山方面
<参考>
★多くのブラウザで鑑賞可能です(PC、iPone、Tablet等)。(JavaScript対応)。
)BiwakodasAmedasSimowes風情報
)10分毎:地上等圧線自動描画&風情報(三角形要素法)
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