北小松から見る今季初琵琶湖大橋の上位蜃気楼
風の風景 No.602
2017年4月4日(火)は移動性高気圧に覆われ朝から快晴の穏やかな1日となった。
昨日は快晴でも風が強い1日で、蜃気楼の発生はなく実景であった。
今日は穏やかに晴れ渡り、上位蜃気楼の出現が期待された。
午後2時頃に大津市北小松の浜へ出かけると、琵琶湖大橋がZ型の上位蜃気楼変化をしていた。
昨日の実景と今日の約10分毎の蜃気楼変化を1枚の画像に組み込んだ。
Z型から横V型。さらに橋脚台が見え、倒立した橋脚台が串刺し状になるのが見て取れる。
この形の変化は「温度変化の小さい境界層が上から下へゆっくりと下降している」ことによると思われる。
今日は堅田やラフォーレ琵琶湖方面にも板塀状の上位蜃気楼変化が見られた。
荒神山以北は霞んでよく見えなかったが、双眼鏡では実景であった。
<参考>
★多くのブラウザで鑑賞可能です(PC、iPone、Tablet等)。(JavaScript対応)。
①)BiwakodasAmedasSimowes風情報
②)10分毎:地上等圧線自動描画&風情報(三角形要素法)
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