快晴の穏やかな午後、南比良沖エリのポールに設置のF棒が下位蜃気楼に
風の風景 No.591
2016年11月2日(水)は、
広く高気圧に覆われて
快晴の穏やかな天気となった。
放射冷却で冷え込み、早朝の琵琶湖では強い下位蜃気楼が各地で見られた。午後になっても下位蜃気楼は持続した。
F型温度測定棒を南比良のエリ沖に設置してから1週間ほど経過した。
午後2時半頃に現地を訪れると、対岸や琵琶湖大橋は強い下位蜃気楼となっていた。
エリの沖合のF棒を望遠レンズで眺めると、8個のセンサーと湖面に浮く黄色いセンサーが見え、順調に稼働しているように思えた。
道路上から浜辺に移り、50cmほどの高さから眺めるとF棒やエリの湖面に近い部分が下位蜃気楼変化をしているのが確認できた。
これは下位蜃気楼を引き起こす湖面上の温度構造がF棒で解明できると期待させる非常に価値ある出来事に思われる。
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1
F型温度測定棒を設置した南比良沖エリの向こうは強い下位蜃気楼
2
目線高度を低くするとエリやF棒の湖面付近は下位蜃気楼
3
F棒設計時のセンサー位置と下位蜃気楼折り畳み線
4
琵琶湖の水位変化…降雨による変動が激しい…
5
琵琶湖大橋付近の水温と北小松観測所の日最高・最低気温と蜃気楼との関連
<参考>
★多くのブラウザで鑑賞可能です。(PC、iPone、Tablet等)
①
琵琶湖周辺の風(統合動画)
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