F型温度測定棒を南比良沖エリのポールに取り付ける


風の風景 No.590

2016年10月27日(木)は、日本海から高気圧が張り出し天気は良かったが風の強い1日となった。
午後1時から、漁師さんの協力で大津市南比良に設置されているエリ沖合のポールにF型温度測定棒を 取り付ける予定になっていたが、
湖上で北寄りの強風状態が続いたので、風と波が治まる時を待った。
温度センサーの設定を午前中に終えた。写真1参照。高分解能モードで10分間隔の測定。
センサーは二重防水とし、球根ネットとロックタイを用いてF棒に固定した。前回と同じである。
午後3時頃になると風や波が少し治まったので、設置作業を開始。写真2参照。無事取り付けを完了した。
今回の設置場所は、湖岸から沖合約360m・水深約20mである。(前回の小松浜は湖岸から約15m・推進約2m)
測定の目的は、沖合の湖上での垂直方向の温度構造を明らかにすることである。
前回の浅瀬データは詳しく分析し終えいくつかの発見ができているが、沖合設置ではどのようになるか結果が楽しみである。

番号説明をクリックすると画像が現われます 画面の輝度を明るくしてご覧下さい
観測用センサー(ハイグロクロン)をF棒にセットする
地元の漁師さんの協力を得て南比良エリ沖のポールに取り付ける
大津市南比良沖にあるエリ…この沖にF棒を設置…
設置2日後に南比良湖岸を訪れ、望遠レンズでF棒をとらえる
最大倍率で眺めるとF棒湖面は雨の増水で水位が少し上がっていた
琵琶湖の水位変化…降雨による変動が激しい…
琵琶湖大橋付近の水温と北小松観測所の日最高・最低気温と蜃気楼との関連

<参考>
★多くのブラウザで鑑賞可能です。(PC、iPone、Tablet等)
琵琶湖周辺の風(統合動画)
②ビワコダス・アメダスの気圧・風動画表示は、ここをクリック。
③琵琶湖周辺の気圧・気温・湿度等を知りたい時は、ここをクリック。
④シモウェス比良山麓風動画表示は、ここをクリック。
⑤シモウェス比良山麓気圧・気温・湿度等を知りたい時は、ここをクリック。
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